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さらば、わが愛 覇王別姫 

2019年05月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

映画ファンの皆様、おはようございます!

今日の映画紹介は
『さらば、わが愛 覇王別姫』。
BSプレミアムで2019年5月23日(木)13:00〜放送。

1932年(昭和7年)の満州事変に始まり、
1937年(昭和12年の日中戦争、
1949年(昭和24年)の中華人民共和国成立。
その後の、
1966年(昭和41年)の文化大革命、
1977年(昭和52年)の 四人組追放後、文革終結宣言。

と、激動の時代背景に翻弄される京劇役者の
小楼や蝶衣の目を通して近代中国の50年を描いているので、
このバックグラウンドを頭に入れてご覧下さい。

原作は李碧華(リー・ピクワー)の同名小説。

1925年(大正14年)の北京。
娼婦の母親に連れられ、孤児や貧民の子供たちが
集まる京劇の養成所に来た9歳の少年・小豆子。

左手の指が6本故に入門を断られるが、
母に指を切断され、捨てられるようにして預けられる。

新入りの小豆子は他の子供たちからいじめられたが、
彼を弟のようにかばったのは小石頭だけだった。

2人は成長し、女性的な小豆子は女役に、
男性的な小石頭は男役に決められる。

小豆子は「女になれ」と老師爺(黄斐/ファン・フェイ)に、
数え切れないほど殴られて、彼らは演技に磨きをかけ、
小石頭は段小(張豊毅/チャン・フォンイー)、
小豆子は程蝶衣(張國栄/レスリー・チャン)と芸名を改め、
京劇『覇王別姫』のコンビとして人気を博す。

段小はある日、しつこい客に絡まれていた娼婦の
菊仙(鞏俐/コン・リー)を助けたことをきっかけに、
彼女と結婚する。

少年時代より小にほのかな恋情を覚えていた蝶衣は
2度と共演はしないと捨てゼリフを吐いて去る。

その日北京は日本軍に占領された。

監督がチェン・カイコーだけに京劇を舞台にして、
時代の流れに翻弄された自分の経験を通しての
人間模様を描いた演出と壮大なスケール、美しい映像は
172分の長時間ですが、見応えありますね。

1993年(平成5年)製作。

P.S
米中貿易戦争が勃発し、米国が中国の通信機器大手、
華為技術(ファーウェイ)に、対する規制措置に続き、
トランプ政権は中国の監視カメラ大手、
杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)への
禁輸措置を検討しているとのニュース。

何だか、中国の混沌した時代が又、
訪れるような気がします。



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