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「長いお別れ」 

2019年05月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2019年/日本〕東昇平(山崎努)と曜子(松原智恵子)の老夫婦は、現在2人暮らし。長女の麻里(竹内結子)は、夫の転勤でアメリカ暮らし、次女の芙美(蒼井優)も、家を出て同棲中。ある日、曜子から娘たちに、「大事な話があるから、今度の昇平の誕生日に、 実家に帰ってきてほしい」と連絡がくる。久し振りに4人が集まるが、昇平の言動がおかしい。彼は、認知症になっており、曜子は、それを知らせるために家族を集めたのだ。昇平の面倒は、基本、曜子がみているが、手が足りない時は、芙美が呼び出される。麻里は、アメリカにいるので、すぐには駆け付けられない。そんなある日、父が行方不明となり・・・。試写会で観た。元校長先生で、厳格だった父親が、認知症になり、家族がうろたえながらも、面倒をみていく、という物語。原作は、中島京子さんの小説で、フィクションではあるけれども、中島さんのお父様が認知症になられた時の経験を元に書かれたお話しだそうだ。親が認知症になるという、重いテーマではあるけれども、山崎努さんの演技が飄々としているうえに、松原智恵子さんが、どこかすっとぼけていて、劇場内からは、笑い声が何度も聞こえる。それから、認知症の問題以外に、長女の夫婦関係・親子関係の悩み、次女の恋愛問題や仕事問題が挟み込まれ、色々な世代や立場の人から、共感を得られるようにもなっている。特に次女は、父が望んでいた教師になれず、カフェの経営を夢見るも、中々うまくいかず、罪悪感を感じているという、辛い状況。ただ、それでも私は、この家族は幸せだと思う。母親と娘たちは仲がいいし、父親とだって、基本的な人間関係の構築がされている。世の中、そんな家族ばかりではないもの。このように、家族間の意志の疎通が、上手くいっているというのは、相性や、運などもあると思うけど、私はとても立派だと尊敬する。特に親御さんに対して。長い年月の間には、色々な事があったと思うけど、互いが互いを思いやり、多少の欠点には目をつむり、傷つけ合う事なく過ごしてきた結果だと思うから。親子の仲がいいのは、「当たり前」の事じゃない。評価 ★★★☆☆

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