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映画が一番!

太陽はひとりぼっち 

2019年05月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

2020年東京五輪チケットの抽選申し込み受け付けが、
今日9日午前10時にスタートします。
取り敢えず、くじ運が悪い私ですが
申し込もうと思っています。

今日の映画紹介は明日、放送の
「太陽はひとりぼっち/ L'eclisse / The Eclipse」。
BSプレミアムで2019年5月10日(木)13:00〜放送。

本作はミケランジェロ・アントニオーニ監督の
「情事(60)』、「夜(61)」に続く、
「愛の不毛三部作」の最後を飾る作品としても有名です。

「愛」と一口で言うけど、実体がない、
抽象的な言葉ですから、いろいろな表現があります。
♪♪これも愛、あれも愛 たぶん愛 きっと愛♪♪の世界。

本作では自由な二人が繰り広げる不毛の愛の形を
描いた映画とありますが、”不毛な愛”という”愛”が
あるのかと突っ込みたくなりますが、
まぁ〜、観て、その”愛”を探して下さい。

キャッチフレーズは
”残光にきらめく鮮烈の魅惑!
 二人だけの愛をえぐる全世界注目の傑作!”。

ある朝、ヴィットリア(モニカ・ヴィッティ)は
”なぜなんだ。別れたくない”と懇願する外交官の
婚約者リカルド(フランシスコ・ラバル)に
理由もなく別れを告げる。

彼女は証券取引所にいる母を訪ねる。
素人投資家の母は、彼女の話を聞こうともしない。

女友達のアニタとマルタの三人で、
”何もかも嫌よ、テーブルもクロスも本も
男も同じ、飽きるよ。”と、
深夜のアパートでふざけちらしてみても、
気分は晴れない。

ふたたび訪ずれた取引所では、株の大暴落がはじまっていた。
彼女の母は投資資産のすべてを失ったすえ、
大きな借金をせおいこんだ。

そんな中、証券取引所の仲買人の
ピエロ(アラン・ドロン)と出会う。

”母は貧しさをとても恐れているの、本当よ”
”誰でもそうさ”
”私は違う、お金持ちに憧れたりしないわ”と、
生き方が全く違う二人だが逢瀬を重ねる。

二人は町を歩く。公園、ビルの谷間、
建てかけの建築物のある道、市場。
そしてピエロのオフィスで結ばれる。

抱きあって、話をかわし、笑い、
やがて朝がきて、二人は別れる。

”明日も会おう、あさっても、次の日も、今夜も…”。
二人はキスして、別れていく。

監督が言っていますね。
「私はこの映画で、人間を風景のように、
 風景を人間のように描きかった」。
と、言うだけにモノクロの映画ですが、この点に
ポイントを置いて見ると、男と女の関係も違って見える?

そうそう、タイトルバックでミーナが歌う
主題歌「太陽はひとりぼっち」は皆さん、ご存知ですね。
今、聴くとなつかしいです。
https://youtu.be/tzj8Tecp-TA

タイトルの「太陽はひとりぼっち」は、
「太陽がいっぱい」の次の映画だから
「太陽はひとりぼっち」と言う邦題にしたのだと思うが、
原題のeclipse/(太陽・月の)食だから、
「日食」のタイトルより邦題の方がいい?

1962年(昭和37年)製作。
カンヌ映画祭審査員特別賞受賞。                                    



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映画に自分の人生を重ねて

yinanさん

山すみれさん、今晩は〜!

北九州で青春時代を過ごされましたか、
私も子供時代に育ったのは長崎県です。

親は炭鉱で働いていたので炭住で育ちました。
今、思えば、貧しかったが楽しい生活でした。

古い映画を観ると当時のことを思いだすのでいいですね。

2019/05/11 19:53:34

懐かしいです♪

山すみれさん

北九州にて 10代〜20代

青年アラン・ドロン
良かったぁ^^♪


チボーケの人々・静かなるドン・など
解らないながらも、文学全集など、図書館・映画館通いなど、
登山サークル・コーラスのレッスン等
自由にお金がある限り行かせてくれました。
炭鉱の生活で・・・の両親に感謝しながら^^・・・・

2019/05/10 18:54:32

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