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雨あがる 

2019年05月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日から5月、五月雨というのか、
ここのところ天気が悪く、ちょっと憂鬱です。

でも、皐月と聞けば、
「五月来ぬ ひらけし 五月来ぬ」の句のように
風は薫り、青葉若葉に
色とりどりの花々に心は浮き立ちます。

それに、今日から令和元年、いつもの日と変わらないが、
何かしら、正月と同様、違った感じがあります。
人間って不思議ですね。
気持ちだけで変わることが出来るのですから。

と、言うことで、今日の映画紹介は「雨あがる」。
BSプレミアムで2019年5月1日(水)13:00〜放送。
2000年1月に観た時の感想文です。

黒澤明監督が山本周五郎の同名小説を自ら脚色し、
長年映画化を望んでいたが、完成させることなく
亡くなったので彼の助監督だった小泉堯史が遺志を
継いで映画化した時代劇。

キャッチフレーズは
”武芸の達人だが仕官が、かなわない浪人の三沢伊兵衛と、
その妻たよ。この映画は主人公とその妻の物語である。”。

武芸の達人であるがお人好しの
浪人・三沢伊兵衛(寺尾聰)とその妻・たよ(宮崎美子)。

旅の途中のふたりは、長い大雨で河を渡ることが出来ず、
ある宿場町に足止めされていた。

ふたりが投宿する安宿には、 同じように雨が
上がるのを鬱々として待つ貧しい人々がいた。

そんな彼らの心を和ませようと、
伊兵衛は禁じられている賭試合で儲けた金で
酒や食べ物を彼らに振る舞う。

長かった雨もようやくあがり、
稽古に出かけた伊兵衛は若侍同士の
果たし合いに出くわし、これを仲裁する。

これを見た藩主・永井和泉守重明(三船史郎)は、
伊兵衛に剣術指南番の話を持ちかけた。

ところが、頭の固い城の家老たちは猛反対。
御前試合で判断を下すことになるが、
そこで伊兵衛は、自ら相手をすると申し出た
重明を池に落としてしまった…。

本作では夫婦のお互いに思いやりや
安宿に宿泊している人達が貧しいけれど
助け合って生きる様子を優しい目で描いています。

雨あがりの青空の下を歩く二人を見ると、
晴れ晴れとした気持ちになりました。



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