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浅間牧場遊歩道ガイド研修 

2019年04月23日 外部ブログ記事
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浅間山北麓ジオパークガイドの会による浅間牧場遊歩道ガイド研修に参加した。
出発時は曇っていて浅間山が見えなかったが、徐々に雲が広がり晴れてきた。
第二駐車場を出発して遊歩道を周回して天丸山に上り、駐車場に戻る約7kmのコースは、なだらかな平坦地が多く、回復した天気に汗ばむほどだった。
 
浅間牧場は、4km四方で、約800ヘクタールあり、そのうち400haが草地。
一年の平均気温は5〜7℃。最高気温でも30℃は越えない。冬季は一日中氷点下の真冬日がほとんどで、最低気温はマイナス20℃にもなる。
酪農家から預かった子牛を育て、また酪農家に返す「育成牧場」である。従って牛乳は搾っていない。預かっている牛の数は、冬季は320頭、夏季は500頭。
 
今日の研修で印象に残ったのは、浅間牧場は現在子牛を育てているが、過去には、牛以外のものを三つ育てました、という話だった。
 
一つ目は軍馬で、明治時代、北白川宮能久親王が吾妻農林牧場を開き、軍馬を育てた。
 
二つ目は日本のオートバイ製造技術。
1955年〜1959年まで3回浅間火山レースの名で「全日本オートバイ耐久ロードレース」が開かれた。当時最高で150社もあったとされるオートバイメーカーが切磋琢磨して、あるいは淘汰されて、現在の4社(ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキ)になり、その技術は世界一と言われるようになった。
 
三つめはロケット技術(無線誘導ミサイル)の開発。
実験は天丸山から小浅間に向けて発射されたという。
開発は成功したが、まもなく終戦となり、実際の戦争には使われなかった。
 
説明を聞きながら歩いた3時間、興味のある話が多く、しっかりと楽しめた。
なんといっても800ヘクタールの大草原の中にいて、目の前にある残雪の浅間山が歩くたびに姿を変えていく様は、夢のようであった。
 
 
 
 
 

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