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「青い野獣」 

2019年03月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1960年/日本〕雑誌社「婦人春秋」の組合員たちは、賃上げ要求のため、社長の小川(田崎潤)と激論を交わす。ところが、その後、組合副委員長の黒木(仲代達矢)は、社長に無期限ストを報告する。実は黒木は、社長の犬で、会社側に、組合の情報を流しているのだ。黒木は次に、財界の大物・江藤(千田是也)の娘・文子(司葉子)に狙いを定めた。お嬢様の文子が、実は学生時代、男出入りがあった事をネタに、強引に彼女に迫り、ついに、彼女を手に入れた。文子との婚約が決まり、順風満帆に思えた黒木の人生だったが・・・。「野獣死すべし」という映画があって、タイトルを言うと、松田優作さんを思い出される方が多いと思うのだけれど、松田優作さんより、21年も前に、仲代達矢さんが、既に演じている。この「青い野獣」は、「野獣死すべし」の翌年に公開された作品のようで、「野獣」繋がりと考えていいのだろうか。どちらも、ギラギラとした野心に燃える男を、仲代さんが、イメージぴったりに演じておられるのだけれど。この映画の仲代さんは、自分の出世のためなら、仲間を裏切る事など、なんとも思わない。彼はとにかく、強い方に付く。組合の雑魚どもよりは、社長、社長よりは、財界の大物、という具合に。それで、実は彼、雑誌社への入社のためのコネ作りとして、学生時代から、小川社長の妻・頼子と関係しているのだけれど、もう頼子に用はないとなった途端、彼女を捨てる。その場面の酷さったら、女なら誰でも、耳を塞ぎたくなるだろう。彼は、ことが終わって甘えてきた頼子に、「もうこれ以上、お付き合いさせられるのは御免だよ。 てめぇのツラをよく見ろよ、 愛だの恋だの、言ってんじゃねーよ、 薄汚いババアのくせに」だと。ひゃ〜〜〜。これでも、まだ、マイルドに書いてるのよ。実際は、もっと凄いのよ。当然、頼子は泣き崩れ、そんな彼女を置いて、仲代さんは部屋を出てゆく。組合だ、出世だ、より、一番強烈だった場面。評価 ★★★☆☆

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