メニュー

カシアス

叔母の49日 

2019年03月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

2月に父の末妹が90歳で亡くなり、
先週の土曜日に49日の法要があった。
喪主は一人娘の従妹、場所は愛媛県松山市道後、
当家は江戸時代から松山の商人で
私は○○家7代目と言われるが、
普通のサラリーマンであり、実感はない。
父は7人兄弟の長男だが、今回の叔母の逝去で、
我親世代は全員亡くなったことになる。
時の流れだ。

松山には8年程行っていないし、
久々に何人かの従弟・従妹にも会えるいい機会だ。
朝7時前に監視人と共に姫路から新幹線、
瀬戸大橋線を乗り継いで松山に向かった。
ところが、予讃線を西に向かっている途中の社内放送で、
「誠に申し訳ありませんが、
○○駅と○○駅の間で列車とトラックが衝突し、
この列車は次の観音寺駅止まりとなります。
観音寺駅より先には行きません。」
と、何かの実況中継のような淡々とした口調だ。

えっと、一瞬頭が真っ白、
松山に行くにはこの予讃線を西に向かうしかない。
観音寺駅に着き、駅員に見通しを訊くが、
情報はなく、先の見通しはわからないようだ。
同じく列車を降ろされ人が
5,60人いて狭い駅に溢れている。
中には駅員にくってかかる人もいるが、
駅員が困るだけで何の足しにもならない。

我々の乗ってきた特急は
逆方向の岡山行きの特急に変わり、出発してしまった。
次の特急が来るまでに開通するかもしれないと
暫し待っていたが、
やがて次も当駅止まりになる、と放送された。
ふと駅の外を見ると、タクシーが止まっている。
駅員に不通区間の向こうの運行状況を訊くと、
新居浜から向こうは運行しているとのこと。

タクシーの運転手に新居浜までどのくらいかかるかと
訊くと、1時間弱、1万4,5千円だろうとのこと。
仕方がない、○○家7代目として、
ここは頑張らねばならない。
直ちにタクシーで新居浜に向かった。
従妹に事の顛末をメールすると、
直接食事会場に来てくれとのこと。

運転手の言う通り50分ほどで新居浜に到着、
駅で次の列車を確認すると、
我々の乗った二つ後の特急が来るとのこと。
どうやらタクシーに乗っている間に開通したらしい。
あのまま観音寺で待っていても
同じ列車に乗ったことになるが、
待つ間に先が見えず精神衛生上よろしくないから、
まあ良しとしよう。

結局松山についたのは当初の予定より2時間余り遅れ、
再度タクシーに乗り料理屋に着くと、
食卓と椅子を並べた広い和室に案内される。
会食が始まって間もないところだった。
出席者の大半は従妹、従弟で私が一番年長、
全員が前期高齢者・・・だろう。

従妹は叔母が亡くなるまで14年間、
認知症で大変だったと言うが、
ホームにいたのだからそれほどでもないのでは、とも思う。
後は17歳になる犬が残っているとか。
従弟同士で遊んだ子供のころ、
学生時代、若いサラリーマン時代、
を思い出しつつ、暫しの昔話を楽しんだ。

松山在住の従妹の2人は早くに離婚しており、
息子はいるが、細かい事には頓着せず、
おおらかで、あまり生活感がない。
生まれ育ちの結果だろうが、飛んでいる感がする。
最後に集合写真を撮ってお開き。

帰りは比較的順調に帰宅、長い一日だった。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

父は93歳で

カシアスさん

大往生でしたが、
父の弟2人はいずれも若死(白血病)
妹たちはいずれも90歳前後で大往生、
女は強し・・・です。

2019/04/07 07:18:47

90才ですかぁ

さん

大往生ですねぇ、、、。

2019/04/05 07:02:04

PR







上部へ