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老いてなお

>>殺処分予定の犬、高齢者施設でセラピー犬に 訓練費支援に課題 

2019年03月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し


殺処分予定だった大型犬が、
 「セラピー犬」としての訓練を受け、12日から
    水戸市の高齢者施設で新たな生活をスタートした。

動物の持つ癒やしの力を発揮させると共に、
  犬の殺処分ゼロにつなげる「一石二鳥」の取り組みだ。

だが、訓練費の支援をどうするかなど課題も残る。

「あら、かわいい」「おとなしいのね」。
水戸市のケアハウス「ハートピア水戸」。
前庭に集まった入所者や職員に雄の大型犬「オール」が近づくと、お年寄りたちに笑顔が広がった。
 
施設を運営する社会福祉法人「愛(めぐみ)の会」では、
    以前も複数の施設で犬を飼っていた。

入所者に好評だったことから、今回、オールを譲り受けた。

今後、入所者との触れあい、
   散歩の同行などの「仕事」をさせていく予定という。

木村都央(さとなか)理事長は
  「動物が人を笑顔にする力はすごい。

入所者だけでなく、
地域や隣接する保育園の子どもたちも含めて、
     かわいがってもらえるようにしたい」と話す。
 
オールは雑種で推定3歳。
詳しい年齢が分からないのは、捨てられて
 茨城県動物指導センター(笠間市)に保護されていたからだ。

保護犬は、一定期間に引き取り手がないと殺処分される。
大型犬の”オール”は敬遠されていたという。
 
オールにとって幸運だったのは、犬猫の殺処分ゼロを
   目指す茨城県の活動支援事業で、セラピー犬の
     育成がプロジェクトとして認められたことだ。
昨年8月、
企画提案をした訓練施設「ワンダフルパートナー」(水戸市)
    に引き取られ、半年間にわたって訓練を受けた。



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