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「お傳地獄」 

2019年03月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1960年/日本〕群馬県で暮らす、高橋お伝(京マチ子)は、夫・浪之助(船越英二)の皮膚病が中々良くならず、献身的な看病をしていた。お伝は、村の庄屋の息子・大八(殿山泰司)から金を借りようとするが、大八から、見返りに体を求められ、もみ合っているうちに、大八は橋から川へ落ちてしまう。大八の金を持って、浪之助と東京に出たお伝は、名医・後藤昌文に浪之助を診せる。後藤の弟子の杉本(川崎敬三)から、痛みによく効く薬を処方されるが、金がないお伝は、体で支払うようになる。横浜の外国人医師に名医がいると知った夫妻は、横浜に転居する。しかし、金が底を尽き、客を取るようになったお伝は・・・。2月23日から、角川シネマ有楽町で開催されている、「京マチ子映画祭」。好きだなぁ、京マチ子さん。妖艶で、美しく、強かで、そして可愛らしい。もう、こういう女優さんは出てこない気がする。この映画は、京マチ子さんが、日本で最後の斬首刑に処されたと言われている、伝説の毒婦、「高橋お伝」を演じている。ただ、よく聞く話だけれど、「高橋お伝」は、決して毒婦でも悪女でもなく、なぜ、そのような言われ方をするのか、疑問だという向きもあるようだ。この映画の彼女も、病気の夫に懸命に尽くす妻、という印象で、決して、自分から悪事を働こうとか、そんな事はしていない。ただ、とにかく金がない。金がないのに、金がかかる。夫の治療費や薬代がかさみ、宿屋の支払いも出来ない。もう、売れるものは体しかない。そんな状況が、いつの間にか、お伝が悪女というイメージを付けてしまったのかもしれない。もちろん、どんなに生活が苦しくても、貞女は体を売らないだろうと言えば、そうなんだけど。評価 ★★★☆☆

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