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映画が一番!

殿、利息でござる! 

2019年03月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

快晴!何はなくても、青空と暖かい日差しは最高!

「時は春 日は朝(あした)
朝(あした)は七時 片岡に露みちて
揚雲雀(あげひばり)なのりいで
蝸牛(かたつむり)枝に這ひ
神、そらに知ろしめす すべて世は事も無し」。

今日の映画紹介は「殿、利息でござる!」。
BSテレ東で2019年3月5日(火) 19時00分〜放送。
2016年5月に観た時の感想文。

原作は『武士の家計簿』で知られる歴史家の
磯田道史著『無私の日本人』の一編「穀田屋十三郎」より。
だから、これは”実話”なんですね。

キャッチコピーは、
”これも世の貯め、人の貯め”。
”千両集めて、ビンボー脱出!庶民VSお上!
知恵と勇気と我慢の銭戦が今、はじまる”。

時は、江戸時代後期の1766年。
場所は仙台藩の奥州街道沿いの寂れ果てた宿場町・吉岡宿。

藩の政策である、“伝馬(てんま)”と言う、
藩の荷物の搬入、搬出をこの吉岡宿が肩代わりする
制度のため、百姓や町人たちの破産と夜逃げが
後を絶たなかった。

町の将来を心配する造り酒屋の
穀田屋十三郎(阿部サダヲ)に、茶師で自称知恵者?の
菅原屋篤平治(とくへいじ/瑛太)がある考えを提案する。

それは、藩に千両(3億円)を貸し付け、
藩から利息を得て、利息を困っている町民に
配り、救済するというものだった。

目標額は、千両。
しかしこれが明るみになれば打ち首必至。


”ばれたら、打ち首ですぞ”
”慎重に進めましょう”と、
十三郎とその弟・浅野屋甚内(妻夫木聡)等、
集まった有志の九人は、それぞれの思惑を胸に、
金のない者は、家宝、家財道具を売り、
生活費を切り詰め八年かけて、千両を貯める。

だが、次の段階は藩の財政を握る冷酷な
役人・萱場(松田龍平)を説得して、
金を借り上げてもらうという、
命をかけた仕事が残っていた。

九人の町民、藩側の殿様(羽生結弦)など、
多彩な登場人物を中村義洋監督は
それぞれのキャラクターを上手く使って、
ドタバタ騒ぎにならないように、ユーモアたっぷりの
笑いと人間味あふれる
エピソード(これが隠し味で泣けます)を
加えて見応えある群像劇としていますね。

吉岡宿の有志は、子孫に借金で苦労をさせたくないという
思いで死に物狂いでやったこと。
翻ってみれば、今の私たちは国民1人当たり約830万円の
借金があるが、これは子孫へのツケ回し。

政治家の人にはぜひ、見ていただいて借金を
減らす方法を考えて欲しい。

消費税も上げた分はいつの間にかどこかに
消えて行くようでは情けない。
政治家の人には、ぜひ見ていただきたい映画です。

仙台出身のフィギュアスケート選手の
羽生結弦の特別出演も見所ですね。
彼の演技はどうでしょうか…。



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春眠暁を覚えず

yinanさん

山すみれさん、おはようございます!

今日も快晴!!布団干し日和です。
山すみれさんのこの詩にまつわる想い出とは
どんな想い出なんでしょうね。

春の詩と言えば、”金子みすゞ”ファンの私は
「春の朝」が好きです。

雀がなくな、
いい日和だな、
うっとり、うっとり、
ねむいな。

上の瞼(まぶた)はあこうか、
下の瞼はまァだよ、
うっとり、うっとり
ねむいな。

2019/03/09 09:16:30

山すみれさん

懐かしいです。

中学校の国語で

とても面白い^^

想い出がありました。


ひばりはこちらでは聴こえないが・・・

なんてこねて考えたり・・・

2019/03/08 23:23:01

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