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地獄の黙示録 

2019年03月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

米朝首脳会談(第二次)が、合意点を見出せず決裂。

トランプは北の核施設の全てをリストアップして
教えろといい、金正恩はヨンビョンの核施設だけを
提出するから経済制裁を全面的に解除してくれと要求。

トップ同士のビッグディールの結果は予想通りですが、
失敗したとはいえ、交渉のテーブルにつき話し合いを
するということは、まだ望がありますね。

今日の映画紹介は「地獄の黙示録/Apocalypse Now/」。
BSプレミアムで2019年3月2日(土)午前0時15分〜放送。
深夜放送ですから録画ですね。

ジョセフ・コンラッドの小説「闇の奥」をベースにして
舞台をベトナム戦争の狂気に置き換えて
フランシス・F・コッポラ監督が映像化。

監督は”この映画はベトナム戦争そのもの。
観客に戦争をリアルに体験してもらう”と
言うだけあって、アメリカの狂気を描いています。

アメリカはジェット機、ヘリコプター、ナパーム弾と
近代兵器をフル活用したが、結局、ゲリラ戦に敗北。
アメリカ兵の戦死者約5万7000人、精神障害者は
14万人と言われています。

1960年末、うだるような暑さのサイゴンの夏。
ドアーズの『ジ・エンド』の曲が流れる、
https://youtu.be/WOK7IMuzWvI
ホテルの一室から指令部に呼び出された
ウィラード大尉(マーティン・シーン)に
ジャングル奥地に私兵による王国を築いた
元特殊部隊のカーツ大佐(マーロン・ブランド)
の暗殺を命じられる。

彼は4人の部下、
クリーン(ローレンス・フィッシュバーン)、
ランス(サム・ボトムス)、
シェフ(フレデリック・ホレスト)、
チーフ(アルバート・ホール)を連れて
ナング河を逆上り、危険区域通過の護衛を頼みに、
空軍騎兵隊第一中隊の
キルゴア中佐(ロバート・デュヴァル)を訪ねる。

いやぁ〜、このキルゴア中佐はアメリカの狂気を
そのまま投射した人物ですね。

彼はワーグナーの「ワルキューレの騎行」を
https://youtu.be/7q513e1N8Zc
大音響で流しながら、無数のヘリで農村を奇襲して
バリバリバリと機銃掃射する。
彼の目的はナング河でサーフィンをすること。

彼は何だかんだと言いながら、
”爆撃を要請しろ!とナパーム弾の威力を満足げに
眺めながら、”実感したよ、勝利を。
この戦争もいつかは終わる。”と。

ウィラードは前線を慰問するプレイメイト、
ドラッグに狂う兵隊、戦場を撮るTV取材班など
戦争の狂気や無秩序な現実を次々と見ながら、
カンボジア奥地でカーツの異様な王国を発見する。

丸坊主のカーツが闇の中から現れ
“恐怖“について語り出す。

”地獄を知らぬ者に、何が必要かを言葉で説いて
分からせることは不可能だ”と。

広場では牛を蛮刀で殺す儀式。
ウィラードは暗殺の任務に取りかかる。

ロケは、フィリピンのジャングルで行われた。
アメリカ軍の協力が得られなかったため、
F-5戦闘機やUH-1ヘリコプターは
全てフィリピン軍の協力による。

コッポラは35億円の借金をして5年間かけて
この映画を完成させている。

アカデミー撮影賞・音響賞を受賞。
1982年(昭和57年)公開。



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