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のんびり。

「大根と人参」 

2019年02月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1965年/日本〕商事会社の総務次長・山樹東吉(笠智衆)は、四人娘の父親で、現在は、妻と末娘(加賀まりこ)との3人暮らし。東吉は、同窓会の席で、癌のため出席できなかった友人に、病気を告知をするかしないかで、口論になる。また、東吉の弟が会社の金を使い込み、100万円を貸してほしいと泣きついてくる。そんなこんなで、東吉は、ある日突然、プイっと蒸発してしまい、家族は大騒ぎ・・・。小津安二郎監督の記念映画という事で、小津さんが原案らしいけど、小津映画とは、「似て非なる」というか、やっぱり、小津映画は小津監督でないと駄目だと再認識した映画。私たちは(たち、ではないかもしれぬが)、笠智衆さんに、特別な思い入れがあるのか、笠さんだけは、清廉潔白でいてほしいという、勝手な願望があって、だから、蒸発した笠さんが、大阪のラブホテルのような所に、投宿する所からして、小津監督だったら、そんな演出にするかしら、と思ってしまう。それから、セリフの中で、「吉展ちゃん事件が云々」と、実際にあった誘拐事件を茶化すように話す場面があって、驚く。今だったら批難されるだろうなと。癌の告知問題は、確かに昔の映画やドラマって、本人には病気を隠す場面が多かったなぁと思う。家族は、本人の前では気丈に振る舞って、陰で、涙を拭く、みたいな。ただ、それを、家族でもない笠さんが、「告知すべきだ!」なんて強く言い張るのは、どうなんでしょ。それは、家族が決める事で、いくら友人でも、入り込んではいけない部分なのでは。このような人が、今いたら、疎まれる気がするなぁ。評価 ★★★☆☆

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