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「誰よりも狙われた男」 

2019年02月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2013年/アメリカ〕ドイツ・ハンブルグ。諜報機関でテロ対策チームのリーダーをするバッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、チェチェン人の青年・イッサ・カルポフの密入国を確認する。イッサは、イスラム過激派として、国際指名手配されている人物。バッハマンは、すぐに彼を捕まえる事をせず、泳がせて、さらなる大物を狙おうと決める。イッサは、人権派の女性弁護士・アナベル(レイチェル・マクアダムス)を通して、銀行家・ブルー(ウィレム・デフォー)と接触。その理由は、イッサの父が残した、莫大な遺産を手に入れる事。バッハマンはアナベルを、拉致に近い方法で拘束し、イッサの行動を報告するよう、働きかける・・・。フィリップ・シーモア・ホフマン主演の、スパイもの。チェチェン人の青年・イッサがドイツに入国し、すぐに彼を捕まえるか、泳がせて、さらなる大物を狙うか、CIAとも対立しながら、迷うホフマンの葛藤が見どころ。テロリストと言われるイッサも、単なる悪人とは描かれていない。彼は、複雑な幼少期を過ごした、悩める青年で、「本当にテロリストなの?」と、鈍い私には最後まで分からないくらい、物静かな青年にしか見えない。彼を匿う、レイチェル・マクアダムスも、思いは同じようで、イッサをどう扱っていいのか、迷いがあるように感じられた。それは、マクアダムスが、ホフマンのチームに、拉致されるように車に押し込められた時、「それほど抵抗しなかったな」「もう、この案件は、手に余っているのではないか」と投げかけられたセリフからも、分かる。ラストのショックったら、ない。あれはないよ。フィリップ・シーモア・ホフマンは、2014年に、薬物のオーバードーズで亡くなり、これが遺作となった。彼ほどの年齢になり、俳優としての地位も確率しているというのに、それでも薬物が止められないって、どういう事なんだろう。彼と、ウィレム・デフォーが同じ画面におさまった場面は、良かったなぁ。2人とも、華やかなトップスターでなく、イケメン俳優というのでもないけれど、渋く、この先もずっと、主役・脇役の両方を演じられる、中堅どころの、素晴らしい俳優さんだ。ホフマンは亡くなってしまったけれど、ウィレム・デフォーは、この先も、ずっと頑張っていってほしい。評価 ★★★★☆

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