メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

のんびり。

「バハールの涙」 

2019年01月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2018年/フランス〕戦場ジャーナリスト・マチルドは、中東の紛争地域を取材する中で、女性だけの戦闘部隊「太陽の女たち」のリーダー格の女・バハールと知り合う。バハールは、フランス語も話せる知的な女で、兵士になる前は、弁護士だったという。家族と幸せに暮らしていたバハールは、ある日、突然、家に押し入ってきたISの兵士たちに、夫や父を殺され、幼い息子は連れ去られ、自分や妹は、IS兵士の、性の慰み者として拉致される。監禁されていた家から命からがら逃げ出したバハールたち女は、息子を取り戻すべく、「太陽の女たち」を結成し、今、ISに立ち向かっているのだ・・・。実話だそうだ。突然やって来たISの兵士たちに襲われ、家族をめちゃくちゃにされた、主人公のバハールだけど、この時、ISが襲ったのはバハールの家だけでなく、無数のクルド人たちが同様の目に遭い、大人の男は殺され、少年は戦闘要員として、連れ去られ、それから、拉致された女は、なんと、7,000人にものぼったという。でも、女だって泣いてるだけじゃない。女だけで結成した戦闘部隊で、男となんら遜色なく、ISと立ち向かってゆく姿は、強いの一言。「女に殺された男は、天国に行けない」。この、女を舐めてんだか、恐れてんだかよく分からない言い伝えをISの連中は本気で信じていて、だから、バハールは戦闘でISの兵士を殺したあと、兵士のポケットで鳴っていたケータイに向かって言う。「お前の兄は、今、あたしが殺してやったよ」と。まだ女兵士になる前、ISに監禁されていた家から、バハールたちが決死の思いで逃げ出した場面の緊張感ったらない。見つかれば確実に殺される。そんな状況の中、なんと、一人の女が産気づく。今、産んではならない。ここで出産したら、間違いなく見つかってしまう。その女性は、耐えて耐えて耐えて耐えて、100%安全と言われる場所に辿り着いた途端、その場で出産。壮絶な場面だった。仮に、仮にだけど、もしも、第三次世界大戦が始まり、日本も参戦するとしたら、その時は、男女の別は関係なく、平等に戦地に行かされるだろう、という説を何かで読んだ事がある。そんな事にならないためにも、当たり前の事だけど、戦争は絶対にしてはならない。評価 ★★★★☆

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR









掲載されている画像

    もっと見る

上部へ