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「ジュリアン」 

2019年01月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2017年/フランス〕11歳の少年・ジュリアンの両親が離婚し、親権の問題で揉めている。父親は、暴力的で野卑な男で、ジュリアンの姉に怪我をさせた事もある。しかし、裁判所の決定で、父親は2週間に一度の面会権を得る。ジュリアンは父親と会う事が、たまらなく嫌なのだが、どうする事もできない。父親はジュリアンを脅し、ジュリアンたちの新しい住所を聞き出し、家に乗り込んできて・・・。試写会で観た。辛くて辛くて、途中で席を立ちたいくらい辛くて、気が変になりそうだった。少年・ジュリアンは、暴力的な父を嫌い、母や姉を守りたいと思っているけれど、彼はまだ、たったの11歳。もう少し大きければ、そんな父に対処のしようもあるんだろうけど、脅されて、新居の鍵を無理矢理奪われても、逃れる術がない。この、気違いじみた、ストーカーのような男は、一体どういうつもりで、元妻や、子どもたちを苦しめるのか。裁判所では、いかに自分が子供たちを愛しているかを訴え、面会権を得るけれど、あれが、愛する者に対する態度なのか。そんな男を、どんな親が育てたのか、顔が見たいと思ったけれど、両親は意外と真っ当で、息子を激しく叱る。「お前がそんなだから、家族に逃げられるんだ」と。結局、本人の資質の問題なのだろう。そして、ラスト。映画的には、とりあえず、一段落するんだけど、あれが現実なら、人生はずっと続いてゆく。もうジュリアンたちは、父親とはまるで縁のない場所で暮らした方がいい。生涯会ってはならない。ああいった人間は、1を許すと、残りの99まで許されたと思ってしまうような気がする。上映前に、子役繋がりという事で、寺田心くんのトークショーがあった。心くんは、この映画について、「好きという感情を間違えると、悲しい事になる」みたいな、立派な感想を披露。さらに、トークショーが終わったあと、スタッフさんより先に、小道具を片付け始めてビックリ。私なんかより、ずっと人間ができてるわ(笑)。評価 ★★★★☆

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