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「女めくら物語」 

2019年01月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1965年/日本〕鶴子(若尾文子)は、16歳の時、病で視力を失った。絶望した彼女はしかし、按摩の勉強をし、努力の甲斐もあって、指名客も増え、忙しい日々を送るようになる。そんなある日、石段で転びそうになった彼女を支えてくれた、木越(宇津井健)という男。鶴子は木越に淡い恋心を寄せるようになる。しかし、その後、事業に失敗した木越は姿を消し・・・。若尾文子さんが、盲目の按摩を演じているのだけれど、同じ大映の、勝新太郎さんの「座頭市」のような、仕込み杖を持ち歩いているのではなく、あくまでも、女、女の中の女、を演じている。大映といえば、この映画、「座頭市」とは違った意味で、実に大映らしい。だって、男女問題がぐちゃぐちゃ(笑)。若尾さんが住み込む按摩院に、糸子という若い女が働くようになるのだけれど、この女が、見事なあばずれで(笑)。糸子は、院長演じる中村鴈治郎さんと出来上がってしまい、昼間から乳繰り合い(すみません、女が書く言葉ではないですね(笑)。 でも、他に書きようがない感じなので)鴈治郎さんの妻は嫉妬でキリキリしている。若尾さんも、宇津井さんが姿を消したあと、按摩院に入ってきた男に、騙されて連れ込み宿に連れ込まれたりしてる。こやつは、出てきた時から胡散臭くて、そしたら、やっぱり正体を現す。この映画、若尾文子映画祭などでも、なかなかかからない。やっぱり「めくら」がだめなのだろうか。結構面白いのに、勿体ないな。若尾さんが、一番美しい頃に撮られた映画という気がするのに。薄幸な若尾さんだけど、ラスト、一つだけ、ホッとできる事があって、胸を撫で下ろす。評価 ★★★★☆この作品で、若尾文子さんの出演映画、160本中121本を観た事となりました。 (★は観た作品)★春の雪 (2005)★竹取物語 (1987)★ある映画監督の生涯 溝口健二の記録 (1975) 幻の殺意 (1971)★男はつらいよ 純情篇 (1971)★スパルタ教育 くたばれ親父 (1970) 座頭市と用心棒 (1970)★天狗党 (1969)★千羽鶴 (1969)★濡れた二人 (1968)★積木の箱 (1968)★不信のとき (1968)★鉄砲伝来記 (1968)★華岡青洲の妻 (1967)★砂糖菓子が壊れるとき (1967)★妻二人 (1967)★夜の罠 (1967)★雪の喪章 (1967) 処女受胎 (1966)★赤い天使 (1966)★雁 (1966)★氷点 ..

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