メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

平成の虚無僧一路の日記

北の果ての大地 

2019年01月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



北海道には「死」のイメージがつきまとう。「函館戦争」で「土方歳三」「中島三郎助父子」が戦死した。私の先祖の一人も函館戦争に参加して行くへ不明になっている。戦後まもなくの「洞爺丸沈没事件」。たしか「支笏湖」から名づけた「支笏丸事件」もあったはずだ。ネットで検索しても出てこないが、「支笏(しこつ)」が「死骨」に通じるので改名したという記憶がある。中学の頃読んだ原田康子の『挽歌』で、「釧路」を知った。「挽歌」とは「葬送の歌」とも知った。そして映画『飢餓海峡』『網走番外地』『北の蛍』。さらに、原田康子が30年ぶりに書いたという長編『星の岬』。さらに 渡辺淳一の『阿寒に果つ』は、当時、私も小説のモデルと同じ「純子」という女性にふりまわされていたから、主人公(=作者)と自分を重ね合わせていた。同じく渡辺淳一の『無影灯』は、癌に冒され、死を悟って支笏湖に身を投げる医師の壮絶な死。その遺書が泣けた。支笏湖も水中に枯れた木の根が沈んでいて、それにひっかかって遺体は上がらないのだという。「北の漁場」の歌詞ではないが、北海道は「男の死に場所さァ」だ。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ