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男はつらいよ 寅次郎忘れな草 

2018年12月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

「東京地検特捜部は会社法の特別背任容疑で、
カルロス・ゴーン容疑者を再逮捕した。」とのニュース。

保釈から一転して、再逮捕。
どの組織でも、トップに権限が集中すると、やりたい放題。
”権力は腐敗する、絶対的権力は絶対に腐敗する”の
言葉は至言です。
さて、検察とゴーン容疑者の駆け引きは如何に?

今日の映画紹介は「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」。
BSテレ東でで2018年12月22日(土)18:30〜放送。

「男はつらいよ」シリーズ第11作目で
寅次郎と同じ境遇の旅回り歌手の
リリー(浅丘ルリ子)が登場。

私はリリーが登場する作品が大好きですね。
次々と登場するマドンナは
ひょうきんな寅さんに興味は持つが、最後は…。

その点、リリーさんは寅さんの本質を見抜いて
好きになっているだけに、リリーさんの顔を見ると
ホッとして、”寅、頑張れよ!”と応援したくなります。

そりゃ〜、赤い糸で結ばれていても、
結び目がほどけることはありますけどね。

キャッチコピーは、
”ほら、逢っている時は、何とも思わないけど、
別れた後で、妙に思い出すひとがいますね。
…、そういう女でしたよ。あれは…”。

満男のためにピアノが欲しいという、さくらのため、
寅さんが買って来たのはは玩具のピアノ。
それが元で騒動となり再び旅に出た寅は北海道へ。

そこでリリーと出会い意気投合する。
この会話が面白いですね。

”私達みたいみたいな生活ってさ、
普通の人とは違うのよね。
それもいいほうに違うんじゃなくて、
なんてのかな…、
あってもなくてもどうでもいいみたいな…
つまりさ…アブクみたいなもんだね…”

寅さん曰く、
”うん、アブクだよ…。
それも上等なアブクじゃねえやな。
風呂の中でこいた屁じゃないけども
背中の方へ回ってパチン!だい”

寅さん、リリーと話し合っているうちに
真面目働かねばと悟り?別れた後に
職安へ出向き、酪農家で働くことにするが
三日と持たずに柴又へ帰ってきてしまう。

そんなある日「とらや」にリリーが訪ねて来て、
再会を喜び合う二人だったが、
何やら訳あり風の二人に周囲は…。

リリーが去った後、茶の間で寅さん、
リリーのことを、
”言って見りゃリリーも俺とおなじ旅人さ。
見知らぬ土地を旅してる間にゃ、
そりゃあ人には言えねえ苦労もあるよ。
たとえば、夜汽車の中。
少しばかりの客はみんな寝てしまって
なぜかおれひとりだけいつまでたっても寝られねえ。
真っ暗な窓ガラスに
ほっぺたくっつけてじーっとそと見てるとね、
遠く灯りがぽつんぽつん…。
あ〜あ、あんなところにも人が暮らしているか…。
汽車の汽笛が「ボ〜〜ピー…」そんな時、そんな時よ…。
ただ分けも無く悲しくなって
涙がぽろぽろぽろぽろこぼれてきやがるのよ。
なあ、おいちゃんだってそんな時あるだろ?”

寅さん、リリーのよき理解者ですね。
監督は山田洋次。
1973年(昭和48年)制作。

昭和48年を振り返ってみると、
・石油危機でトイレットペーパー騒動。
・来日中の金大中拉致事件。
・吉永小百合が岡田太郎氏と結婚。



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