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「シモーヌ」 

2018年12月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2002年/アメリカ〕過去に2度、アカデミー賞短編賞にノミネートされた事がある映画監督・ヴィクター・タランスキー(アル・パチーノ)も今は落ちぶれ、元妻が役員をする映画会社から、解雇通告されてしまう。そんなタランスキーの前に、見知らぬ男・ハンクが現れ、CGで作ったパーフェクトな美人・シモーヌのソフトを手渡される。シモーヌを使って映画を作ると、それが、なんと大ヒット。シモーヌは世界の恋人と呼ばれるようになってしまう。ハンクは既に亡くなり、秘密を知っているのはタランスキーだけ。彼はシモーヌの正体を知られぬよう、四苦八苦する生活を送るようになる。シモーヌの人気はとどまるところを知らず、それはもう、タランスキーの手には負えない状態となり・・・。こういう映画大好き。CGで作られた人間が、長い間、そうと気付かれずに、人気を保てるわけがない、などという、無粋な事は考えずに観た方が楽しい。最初から可笑しい。アル・パチーノ演じる主人公の映画監督が、カラフルなゼリービーンズの中から、「赤」だけを取り出している。これはもう、ワガママな女優(ウィノナ・ライダー)から命令されたのだな、とすぐ分かるし、案の定、その通り。そう、これは、ハリウッドの内幕を、デフォルメした映画でもあるのだ。そんなダメダメ監督が手に入れた、CGで作られたパーフェクトな女優・シモーヌ。そりゃあ、パーフェクトなのは当たり前だ。過去の大女優、オードリー・ヘプバーンやグレース・ケリーなどの良い所を取り入れたシモーヌは、美人で、スタイルは完璧なうえに、監督が考える通りの演技をしてくれて、流す涙の量まで、CGで調整。やる事なす事全てが、人間が理想とする女なのだ。シモーヌが謎めいていて、人前に絶対姿を現さない事も、人々の焦燥感を煽り、人気に拍車をかける。監督は、世間があまりにうるさいので、彼女にテレビ中継という形で、インタビューを受けさせる。受け答えをするのは、もちろん、監督自身。知的で、出しゃばらず、たおやかなシモーヌ。あんな女優がいたら、私だって、きっとファンになる。さらに、シモーヌは、音楽ライブまでやってしまう。その正体はホログラム。けれど、人々は熱狂的な声援を送り、疑う者は一人もいない。私は途中まで、人々が何らかのきっかけで、シモーヌの正体に気付き、その驚く顔が見たいと思っていたのだけれど、段々、考えが変わっていき、もうこのまま、永遠にみんなに夢を見させてあげてほしいと..

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