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平成の虚無僧一路の日記

一休と乞食 

2018年12月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



『一休関東咄(はなし)』に、こんな話がある。一休が、河原で裸の乞食を見つけ、「さても不憫じゃ」と小袖を脱いで与えたところ、乞食は悦ぶ様子もなく、黙って小袖に腕を通した。一休は「なんだ 嬉しくないのか」と問うと、乞食は「あなたは、ワレに小袖を与えて 嬉しくないのか」と。返してきた。その言葉に、一休は、「布施の意味」を悟り、「この乞食はただ人ではない、愚僧の愚痴を晴らしてくれた」と、乞食に手を合わせた。(「愚痴」とはここでは「愚かなこと」の意)。タイに行ってきた妹の話。「タイでは、“ありがとう”と云わない人が多い。仏教では、布施する側が、“ありがとう”と云うべき と されているからだろうか」と。虚無僧で立っていて、布施をいただく時、ついつい「ありがとうございます」と口にしてしまう私。以前、男性から「ありがとうは私が云う言葉だ」と云われてしまった。一昨日の物乞いのホームレスは、喜捨してあげても一言も発しなかった。「喜捨してあげる」という心も間違っているのだ。

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