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「パッドマン 5億人の女性を救った男」 

2018年11月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2018年/インド〕2001年。北インド。新婚のラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、心から愛してやまない妻・ガヤトリ(ラーディカー・アープテー)が、月経の時、雑巾にもしないような汚い布で処置をしている事に驚く。市販のものを買ってやるが、それはとても高価で、逆にガヤトリに叱られてしまう。それなら、と、ラクシュミは、生理用品を手作りし、その使い心地を知るため、女子大の前で配ろうとしたり、知り合いの少女に渡そうとするが、変質者扱いされ、ガヤトリは、実家に帰ってしまい、母親からは勘当される・・・。試写会で観た。扱っているテーマから、何か茶化すような内容だったら嫌だな、と思っていたのだけれど、めっちゃ力強い物語で、感動。良い映画だった。まず、主人公のラクシュミが素晴らしい。こんな優しい男性、滅多にいない、というくらい優しく、何をするにも、妻ファースト。そんな妻が、月経の時、不潔な布を使っているのを見た彼は、もう、いても立ってもいられず、医者にも相談する。すると、インドでは、そのせいで、不妊になったり、最悪、死に至るケースもある事を知る。で、彼は手始めに生理用品を手作りするんだけど、でも、だからと言って、それをむやみに配っても、駄目よね(笑)。インドよりは、多少オープンな日本だって、知らない男性からもらった、そんな物を使うのは、絶対に嫌だ(笑)。っていうか、通報レベル。妻のためを思ってした事が仇になり、村は大騒ぎ。ラクシュミが村を去るまでが前半。そして、後半の、彼の活躍が素晴らしい。彼は、試行錯誤の末、安くて清潔な生理用品を開発する。運の良さもあって、工場はインド全土にどんどん拡大。さらに、その工場では女性を多数採用するという好循環。インドの女性を救ったという事で、ついに、彼は国連に招待されるまでになるのだけれど、その演説が圧巻。インドでは、月経の間の5日間ほどは、不浄のものとして、女は家には入れず、バルコニーのようなところで、ひたすら無為に過ごすという。年間でトータルすると、60日という日数を、仕事も出来ず、学校にも行けず、つまり、男が1年の12ヶ月をフルに活動できるのに、女には、1年が10ヶ月しかない事になる。これが100年も前の話というなら、まだ納得だけど、現代の話というのだから、驚きだし、きっとまだまだ世界には、似たような国や地域があるだろう。色々考えさせられる映画だった。評価 ★★★★☆

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