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じいやんの日記

玉? 

2018年11月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:日記

特別に興味が有った訳ではありませんが、たまたま?立ち寄った、江戸歴史博物館で講演を聞くことになった。

タイトルは「玉−古代を彩る至宝」です。

興味がない方には、申し訳がありませんが、一つの物から歴史を知ると言う観点から私は面白く公演を聞きました。
玉を(たま)と呼んでましたが、ぎょく、勾玉と呼んだ方が馴染があったかも!

興味のない方は、この辺で


玉をつなぐ地、魂がつなぐ時・・・・

古代歴史文化とゆかりの深い14県からなる古代歴史文化協議会と言う組織があって、共同調査研究してます。

概要
古くより人々は、身を飾る美しさだけでなく、魂・霊(タマ)に通じる神秘性を見いだし、玉を特別な存在として大切に取り扱ってきました。
古代の権力構造や地域間関係、さらには精神世界を解明するうえで、玉は極めて重要な手がかりとなります。

古代歴史文化協議会は、何故14県?
実際に発掘された県が中心で、関東は埼玉だけです。
(埼玉県、石川県、福井県、三重県、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、福岡県、佐賀県、宮崎県)


・玉の源流

日本で玉が出現するのは旧石器時代末頃のことです。
当初は動物の牙や骨を素材にしていましたが、縄文時代末頃にはヒスイを加工した美しい石製の玉が作られるようになります。
弥生時代になると、ガラスをはじめ多彩な材料の玉が現れ、有力者の墓に収める風習が始まります。

・玉作りの技術

北陸、山陰、関東では、玉に適した石材が豊富に産出され、加工技術が発達しました。
古墳時代には、大和に専業工房がおかれ、量産体制が整います。
ところが6世紀、玉作りは出雲に集約され、唯一の生産地域となります。

・玉飾りの世界

古墳時代には、膨大な数の多彩な玉が使用されました。
日本の歴史上、玉が最も珍重され、玉文化が発展した時代です。
各地の古墳には、玉飾りで美しく身を飾った有力者たちが葬られました。
祭祀の場でも神秘的な力を持つ玉が捧げられました。

・海を渡る玉

日本製と考えられるヒスイ製勾玉が、朝鮮半島の有力者の墓から出土するなど、玉は海を渡りました。
一方、古墳時代には、中国や朝鮮半島、さらにはシルクロードを介して運ばれて来た玉もありました。

・玉のゆくえ

日本の歴史上、玉は神話や伝承、儀礼、信仰に欠かせない存在でした。


以上が玉に関する講演の主要な部分でした。



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