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平成の虚無僧一路の日記

「兄妹心中」と「女虚無僧」 

2018年10月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



明治の中ごろ、京都で「兄妹心中」という事件があった。それを受けてか、こんな俗謡が 和歌山県の港町で流行った。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「私の夫は虚無僧吹きよ、歳は19で、その名は正夫。夫 殺してくだしゃんしたら、添うてあげます 一夜二夜でも                                                 三夜でも。言うてお清はひとまに下がり、さあさこれから支度にかかる。(中略)深い編み笠 面手にかぶり、一尺五寸の尺八笛を 瀬田の唐橋 笛吹いて渡る」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お清の夫は「虚無僧」とは驚き。歳が19というのは若い。                                                  尺八が一尺五寸というのも不思議。さて、そのお清、兄に関係を迫られる。許されぬ兄妹近親相姦。そこでお清は「私には夫がいる。夫への貞節を貫くために、                                                虚無僧の夫を殺してくれ」と頼む。そして自らが虚無僧に変装して、                                                    兄に討たれるという話なのだ。「袈裟御前」の話と類似している。ただ「顔がわからぬよう                                                  虚無僧」に変装しているというのが特異。大津絵に描かれる「女虚無僧」は、この話からイメージして作られたものかと思える。

虚無僧が流しの曲として吹く曲に『恋慕流し』という曲がある。江戸時代、女物の着物を着た派手な「伊達虚無僧」というのも流行った。「女虚無僧」はホントに居たとは思えないのだが、江戸時代の浮世絵にはいくつか描かれている。虚無僧には、どこか「艶っぽい色気」が漂うのだ。

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