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のんびり。

「プーと大人になった僕」 

2018年10月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2018年/アメリカ〕子供時代を、「100エーカーの森」で、プーやその仲間と楽しく過ごしていたクリストファー・ロビンも、今は大人。仕事に追われ、週末を、愛する妻・イヴリンと、可愛い娘・マデリンと過ごす事もできない。そんな彼の前に、プーが突然現れ・・・。以前、アニメの「くまのプーさん」を観た時、 ↓https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2016-11-06クリストファー・ロビン君の、「僕はもう一生、“何もしない”って事はできなくなるんだ」というセリフにジーンとなった、と書いた。一見のんきな「くまのプーさん」に、こんな哲学的な、深いラストがあるんだ、と、考えさせられ、今でも機会があると、このラストを、人に話しているくらい、自分の中で強烈な印象を残したセリフ。で、今回、「くまのプーさん」が実写化されたわけだけれど、さすがに考えるな、ディズニーは。ただそのまま、アニメを実写にするのでなく、クリストファー・ロビンが、大人になっているなんて。そして、彼はかつて幼かった自分が言った、「“何もしない”って事ができない」大人になっている。もちろん、大人になったからには、働く事は当然だし、彼には家族もいる。でも、娘との週末の約束を反故にしてまで、しなくてはならない事って、何なの?って。こういった内容の映画を観た時、いつもの私だったら、「仕事と家族は比べられないよ、仕事をしてくれている夫や父に不満を言うのは贅沢じゃない?」と思ってしまうところなのだけれど、まぁ、この映画は、「何もしない」という時間が、どれほど大切かを描いているわけだから、イライラせずに観られる。ディズニー映画だから、紆余曲折はあっても、ラストはもちろん、ハッピーエンド。「もっと肩の力を抜いていこうよ」と言われてるみたいな、いい映画だった。評価 ★★★★☆

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