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眼下の敵 

2018年10月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「眼下の敵/THE ENEMY BELOW」。
BSフジで2018年10月7日(日) 12:00〜13:55 放送。

私が見た戦争映画では、お薦めNo1の映画。
以前、紹介しているので再掲です。

1957年(昭和30年)の古い戦争映画ですが、
第二次世界大戦下の南大西洋を舞台に、
米駆逐艦とドイツ潜水艦の息詰まる戦いはリアルで
男と男のフェア・プレイな戦は、
見終った後にすがすがしさが残る戦争アクション。

原作は元イギリス海軍中佐D・A・レイナーの
実体験を元にした小説”水面下の敵”。

キャッチコピーは
”水深310mと、海上での息詰まる持久戦で
二人の男の軍人魂が火花を散らす…”。

第二次大戦中の南大西洋。
Uボートを追っていたアメリカの駆逐艦ヘインズ号の
マレル艦長(ロバート・ミッチャム)は
着任以来、自室から出ることはなかった。

その理由は、着任する直前乗っていた船が魚雷攻撃を受け、
愛する新妻が死んだからだった。憔悴した彼は
”破壊と苦痛に終わりはない。やがてこの戦争は終わるが、
  次がまた始まるだろう”と考えていた。

そんな中、Uボートを発見した彼は、
乗組員の前に姿を現わし、追跡をはじめる。

一方、Uボートの艦長の
フォン・ストルバーグ(クルト・ユールゲンス)は、
敵の暗号書を持ち帰るという使命をもっていたが、
彼は2人の息子を戦争で失っていた。

”この戦争にはいいところが無い”、
”無益な戦争だ、道理は曲げられ、
目的も不明確、単純な男には向かん”と、
批判的だった。

共に、戦争に批判的な二人だったが、
Uボートはヘインズ号の追跡をかわし、魚雷を発射。

これを方向転換でかわしたマレル艦長は、爆雷攻撃を開始。
Uボートは、海中深く潜航し、持久戦に入ったが…。

水面の上と下での一対一の戦いは、
まるで巌流島の闘いのようで、どちらが倒れるか
ハラハラドキドキで、緊張の連続でした。

見えない敵なのに、戦いぶりから、お互いの技量を認め、
海の男として、相手の人格を尊敬するまでの
シチュエーションはよく出来ていますね。

特にミッチャム、ユルゲンスの対照的な
キャラクターも良かった。

撮影は実際の駆逐艦を用いての砲撃・爆雷投下シーンは
CGとは比べ物にならない大迫力。

又、両軍を公平に描いているので、戦争映画らしくない
爽やかな気持ちで観ることが出来ました。

女優を一人も登場させず、緊迫した
”男の世界”の映画、男性は必見の映画です。

1958年(昭和33年)公開。監督はD・パウエル。



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男同士の友情

yinanさん

ぼてふりさん、今晩は〜!

連合国の脅威、ドイツ海軍が誇る、
”眼下の敵”Uボートですね。

Uボートの特徴は忍者のように忍び寄り、攻撃する。
一方、弱点は狭い艦内で酸素の欠乏と
暑さに耐えて戦うことと、水圧で310mより深く潜れない。

と、考えると。駆逐艦に発見されないと潜水艦が有利で
見つけられたら駆逐艦が勝つと言うことでしょう。

ラストシーンで、二人が語りますね。
”私は何度となく死ぬ運命に逆らってきた。
今回は君のせいだ”と。

2018/10/07 20:48:42

潜水艦の恐怖

ぼてふりさん

何度繰り返し見たことでしょうか

私の見た戦争映画でもベスト3に入ります
潜水艦にとって駆逐艦はぞっとする敵

「水上の天敵」

爆雷攻撃やヘッジホッグ攻撃受けたら逃げ場がないですからね
乗組員全員、一蓮托生

単なる戦争映画というよりヒューマン・ドラマとして素晴らしい映画だと思います
両艦長の心理作戦。駆け引きも見ものでした

2018/10/07 19:55:51

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