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平成の虚無僧一路の日記

白山信仰 

2011年05月31日 外部ブログ記事
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五木・親鸞で「雨を降らせたのは、念仏か、白山の神か」。

映画『剣岳(点の記)』にも出てきた「白山の山伏」。
一体「白山信仰」って、どれほどのものか、調べてみた。

白山は 加賀、越前、美濃(石川県、岐阜県)にまたがる山。
富士山、立山とともに「日本三名山」のひとつに数えられ、
古代より、山岳信仰の対象として崇められていた。

奈良時代になると 修験者道と結びつき、平安時代には、
僧兵8千人と言われるほど栄え、熊野修験に次ぐ勢力だった。

室町時代になると、南朝方の熊野修験が衰えたため、
白山信仰が日本全国に広まった。

しかし、戦国時代には、一向宗門徒によって焼き討ちされ、
衰退したが、江戸時代になると、加賀藩主前田家の支援に
より中興された。

以上が、歴史的流れだが、白山信仰には、他の日本の神々と
異なる面が見られる。どうやら「朝鮮系の王が祀っていた神」
だったのではないかとも言われている。

祭神は「伊弉冊尊(いざなみのみこと)と菊理媛命(くくり
ひめのみこと)」というのも独自。

菊理媛命(くくりひめ)というのは、『日本書紀』に一度だけ
登場してくる神。イザナギが黄泉の国に召された妻のイザナミを
探しに行ったところ、腐乱した妻の姿に驚いて、引き返そう
としたら、イザナミが追ってきて口論となり、その時 仲裁に
はいったのが菊理媛命(くくりひめ)。

「くくり」は「高麗(こうらい)」の神ではないか」とか、
下北の恐山のイタコ「オシラサマ」は「白山の神様」では
ないかとも言われている。

つまり、「くくり姫」はシャーマン。さらには被差別部落
との関連も濃厚だった。

だから「五木・親鸞」では「白山の神が憑依した、神がかり
したサト」が登場してくるのかと納得。

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