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平成の虚無僧一路の日記

マニュアルに違反すると (トンネル内事故) 

2011年05月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



乗務員、火災対応せず JR北脱線、煙突の煙と勘違いか(朝日新聞) - goo ニュース 

JR石勝線で起きた脱線事故。特急列車がトンネル内で
緊急停止。部品落下で脱線したから停まったのか、それとも
停めたのだろうか。

「列車走行中に火災が発生したら 直ちに停車させる」のが
規則らしい。

昭和44年(1969年)の「北陸トンネル火災事故」では、
乗務員が機転を利かせて、「即停止」の規程を無視して、
列車をトンネルから外に出し、速やかな消火作業を可能
とした。このため死傷者を出さなかったが、国鉄は、
これを「規程違反」として乗務員を処分した。

それで、3年後の 昭和47年(1972)の「北陸トンネル
火災事故」の時は、機関士はトンネルのほぼ中央で、
列車を停止させた。

そのため、30名が死亡し、714名が負傷するという大惨事と
なったが、乗務員のとった行為は「規程を遵守し、最善を
尽くした」とされ、無罪だった。

なんてことだ。責任は「S44年の事故を教訓に、
マニュアルを改訂すべきであったのに、それを怠った
国鉄幹部にある」と思うのだが、その辺は問われなかった
ようだ。

太平洋戦争で、作戦失敗で 多くの犠牲を出しても、
上層部は責任をとらない、日本的体質だ。

福島原発でも、現地の所長が、政府や東電本社の指令に
従わず、海水注水を停めなかったことは、結果オーライ
だったのに、東電は「職務規律違反で処罰の対象にする」
とか。アホらしい。

でもこんなこと、私の会社でも結構あった。「すまじき
ものは宮仕え」。

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