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新潮45 平成13年12月号『泉麻人の消えた日本』・・・「ブランさんのオート三輪 」 

2018年09月26日 外部ブログ記事
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LGBTをめぐる寄稿や企画が差別的だと批判を受けた月刊誌「新潮45」について、新潮社が休刊(事実上の廃刊)を決めた。
「週刊新潮」も反共を売り物にしていたので何時も苦々しく思っていた。

ところが、日本共産党不破哲三さんの著作を出版したこともあった。
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>新潮社から『私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言』出版<
 「不破さんの本を新潮社から刊行することに意外の感をもたれた方もいるのではないか」。会見に先だってあいさつした新潮社の伊藤幸人出版企画部長は、こう切りだし、「戦後六十年フェア」の「目玉商品の一つ」として出版にいたった経緯を説明。「日本共産党は戦後六十年、政権の座についたことがなく、政治のなかでメーンストリーム(主流)でなかったかもしれない。そういう立場だからこそみえてくる時代の実相、真相があるのではないか。政治的立場を超えて、戦後六十年をもう一度考え直すヒントが詰まっていると思う」とのべました。
 不破氏も「私の本を新潮社から出す意外性」から語り始めました。昨年六月、不破氏は文化放送の企画した「政治塾」で憲法の話をした際、日本で憲法が施行された翌年から、米政府と軍部が日本に再軍備をさせるために憲法改定の相談を始めたことなどを語りました。その話に、新鮮な印象を受けた新潮社の担当者が「そうした事実は、戦後史を語るときにほとんど知られていない。不破さんのところへいけば、これまでの常識とされてきた歴史と違う政治史がわかるのでは」と企画をたてたのです。
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件の「新潮45」が連載していた「泉麻人の消えた日本」に平成13(2001)年12月号 「ブランさんのオート三輪」に管理人が登場した。
翌年の2002年7月には単行本として「昭和遺産な人々」が出版され、第二十四話「ブランさんのオート三輪」が載った。






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第二十四話 ブランさんのオート三輪
(「昭和遺産な人々」より抜粋)
オー卜三輪に乗ってうたごえ喫茶ヘ。
仲間とロシア民謡を歌った昭和三十年代の青春。

 これまで取材した方々の話のなかに、しばしば「オート三輪」の名が登場する。あれは単なる乗り物の城を越えて、高度成長期がたちあがる頃の日本の光景を象徴した装置、といってもいい。しかし、この種の?懐古モノ?のテーマとしては、ありがちなネタだ。主力メーカーのダイハツやマツダに行って話を伺うだけでは面白昧に欠ける。そんな折、インターネットで「オート三輪」と検索してみたら、ある興味深いサイトが目にとまった。長谷川順一さんという人物の、以下のような略歴が綴られている。
     *
1937年(昭和12年)3月8日 東京市淀橋区十二社に生れる。丑年。64歳。
1953年私が16歳の時、父がくも膜下出血で死去。貧乏のどん底生活のため生活保護法の葬祭扶助制度で父の葬儀が執り行われた。母と妹2人の一家離散。私は父の弟に引き取られ、都立中野工業高校化学工業科を中退。親戚の歯科医院で歯科技工見習(手先が器用なことから前歯金冠から総入れ歯まで製作できるようになった)、17歳で自動三輪免許取得。現在普通自動車二種免許となっているが、旅客車は自動三輪に限るという限定付き(旅客車とは戦後の一時期のオート三輪車のタクシーのことです)、オート三輪の陸送、運送店の運転手、銀座の輸送機器販売の商事会社の倉庫係のアルバイトをしながら、24歳で都立日比谷高校定時制を卒業―。
     *
 さらにこの人物は、その後「日本共産党新宿地区牛込南細胞」に入党、七一年から九九年まで新宿区議会議員を務め、趣味の欄には、演劇、カラオケなどに加えて「うたごえ」というのがある。「新宿のうたごえ喫茶を発展させる会」なんて運動を推進している方のようだ。
 オート三輪の件はもちろん、この波潤万丈な人生を歩んできた、長谷川順一なる人物に強い興味をおぼえた。コンタクトがとれて、新潮社の会議雀でお話を伺う運びとなった。ネットに記述された文章から「面白そうな人」とは踏んでいたが、演劇や議員をやられていたせいもあるのだろう、弁舌の巧さもハンパではなかった。

 まずはオート三輪の話から。
「叔父がミツワ自動車っていう、オート三輪の販売店にいたのがきっかけなんです。昭和二
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「何故、ブランさんなのか」
以下は、図書館で是非閲覧してください。


表紙のイラストは、管理人が編集者に提供した写真からイラストレーターがデザインしたと考えられる。

右が管理人(銀座二丁目にあった田中茂商事の前で)

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