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映画が一番!

泣き虫しょったんの奇跡 

2018年09月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

今日の映画は上映中の「泣き虫しょったんの奇跡」。

35歳でプロ棋士となり、
将棋界のルールを変えた瀬川晶司の実話を、
松田龍平主演で映画化した人間ドラマ。

キャッチフレーズは
”負けっぱなしじゃ、終われない”。
アマチュアからプロへ!
史上初の偉業を成し遂げた男の《実話》”。

これまで何かに熱を入れることもなく日々を過ごしていた
小学5年生の“しょったん”こと瀬川晶司は、
中学生でプロ棋士になった谷川浩司棋士のニュースで
“プロ棋士”という職業を知る。

隣家に住む鈴木悠野も将棋が好きなことを知ると、
二人でいつも将棋を指すようになる。

”しょったん”の父・敏雄(國村隼)は、
”好きな事をするのが一番”と、
将棋指しになることをいつも
母・千香子(美保純)と一緒に応援していた。

そんな中、将棋道場へ通うことを勧めると、
いろいろな人と対戦することでメキメキと頭角を現し
中学3年生でプロ養成機関「新進棋士奨励会」に合格。

奨励会には、26歳の誕生日までに
四段にならなければ退会という規則がある。

22歳の夏に三段に昇段した
”しょったん”(松田龍平)だったが、
様々な理由で奨励会を退会していく仲間たちを見て
”何故、自分は将棋だけに生きているのか”と悩む。

彼は現実から逃げるように、同じ部屋に遊びに来る
棋士仲間たちと遊び回る。
そんな時、新聞で、友人の悠野(野田洋次郎)が
アマ名人になったことを知る。

そして、最後の三段リーグで勝ち残ることが出来ず、
”しょったん”は奨励会を退会せらずを得なくなる。

生きがいを失くした彼は、
フラフラと毎日を過ごしていたが、
一念発起して大学へ、卒業して会社員となり、
将棋盤に向かうこともなくなる。

そんなある日、”しょったん”の夢を
応援してくれていた父が
ジョギング中に交通事故で他界する。

傷心の”しょったん”を悠野は慰めるため、
久しぶりに彼と将棋に指す。
プロを目指すという重圧から解放された
”しょったん”はその面白さ、楽しさを感じるのだった。

”やっぱり、プロになりたい”と、
35歳、しょったんの人生をかけた二度目の挑戦を始める。

本作を観て、藤井 聡太七段が14歳2か月で
四段昇段したのがいかに凄いか良く解りました。
やはり、天才ですね。

松田龍平への、私の印象は喜怒哀楽の表情が今一だと
思って”泣き虫しょったん”の瀬川役をどう演じるかも
興味がありましたが、やはり役者です。
その人物になりきるところはさすがでした。

監督が9歳から17歳まで奨励会に在籍していた
豊田利晃だけに、奨励会の厳しさを上手く描いています。

しかし、優勝劣敗の勝負の世界は厳しいですね。
アクション大好きな私ですが、盤上を戦場に見立てての
静かなバトルも、ある種のアクション映画に思えました。

今日の大坂なおみ選手が、
女子テニス・東レ・パンパシフィック・オープンで
世界8位のカロリナ・プリスコバに負けたのも、
「心技体」のバトルの世界で「心」の方が
ついて行かなかったようです。



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