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のんびり。

「singlemom 優しい家族。 a sweet family」 

2018年09月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2018年/日本〕愛実(内山理名)は、白人の夫のDVから逃れ、11歳のハーフの娘・エミリー(長谷川葉音)と、北海道のニセコに戻ってくる。しかし、仕事も中々見つからず、生活は困窮。役所は生活保護を受けろというが、それにもためらいがあり、将来を考えると、不安だらけだ。エミリーは、ミニカー職人の大西(木村祐一)と知り合い、彼の家に行くようになるが、大西の欲しがっていた塗料を万引きしてしまい、愛実のストレスは頂点に達する。実は、愛実自身も、子供時代、父親がおらず、母親から虐待されて育っているのだ・・・。試写会で観た。この映画には夢がない。なーんて書くと、誤解を受けそうだけれど、映画でありがちな、不自然すぎるラッキーな事は起こらない、という意味で、夢がない。たとえば、愛実が、金持ち男と知り合って、玉の輿再婚するとか、高給がもらえて、しかも水商売でない仕事に就けるとか、全くの赤の他人が、いきなり無条件で金銭の援助をしてくれるとか、そういった「有り得ないでしょ」的なエピソードは全くなく、物語は最後まで現実的。それもそのはず。この映画は、フィクションの体で作られてはいるけれど、監督さんが、実際のシングルマザーたちの声を聞いて作った、いわば、実話なのだそうだ。でも、夢はないけど、希望はある。愛実とエミリーの仲は悪くはないし、愛実は、地域とコミュニケーションをとりながら、生活できる道を模索する。いい映画だった。上映後、松本和巳監督、内山理名さん、長谷川葉音ちゃんによる、舞台挨拶があった。内山さんは、映画の中で、「頑張れと言われても、どう頑張ればいいの」というセリフに、すごく共感したと話されていて、確かにそうだよなぁ、なんか分かる、と肯いてしまった。それから、長谷川葉音ちゃん、きちんとお話しする様子に、しっかりしているな、と思い、それに、とっても美少女でした。評価 ★★★☆☆

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