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トラのミステリな日常

新札 

2018年09月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

亡き妻の生前、トラ家では、現金は家に置いておかないようにしていました。

私の場合は、外出する時に、銀行のATMから必要な額を引き出し、使った残りは、帰りに銀行へと言うパターンでした。
なので、財布はいつもカラでした(笑)

でも、さすがに亡き妻は、自治会費の集金などで、急に現金が必要になることもあるので、毎月決まった額を引き出し、それを全部持ち歩いていたようでした。

それでも、冠婚葬祭などで、急に新札が必要な時には、家の中のどこかから持って来て、熨斗袋に包んでいたようです。
聞くと、
「いつも20万円分ぐらいの新札は、泥棒に入られても見つからないところに隠してある」とのことでした。

ところで・・・

1年半前の平成28年12月4日に、妻が亡くなりました。

もちろん、その時の私の財布はカラで、妻の財布にあったのは、約5万円弱の現金だけでした。

妻が亡くなったので、彼女の銀行預金に手をつけることは出来ませんし、私の預金は、1万円弱の普通預金と、後はすべて定期預金でした。
しかも、一番近くの満期日まで、まだ3ヶ月もあります。

これからは、生活費など細々した現金が必要ですが、現金がありません。
私の定期預金を解約すれば良いのでしょうが、ケチでセコい私は、せっかくの特別金利の定期なので、満期前に解約するなんて出来ません。

その時、ふと思い出したのが、亡き妻が隠してあるという「新札」です。
そのお金を当てにして、それからしばらくは、そこら中を探しました。泥棒にもわからないところだと言うことなので、時間をかけて細かく探したのですが、やはり見つかりませんでした。

誰かにその話をすると、
「現金が必要な時に、使ってしまったんやろ」と、いろいろな人から言われましたが、私は、
「彼女の事だから、必ずどこかに隠しているハズだ」と、信じて疑いませんでした。

その後、何か別のものを探す度に、「この周辺に無いかな・・・?」と、新札を探してはみるのですが、いつも空振りです。

ところが・・・、
昨日のことです。

敬老の日に、母に金一封を届けるつもりで、熨斗袋を探していたところ、いつもの場所にしまってある分が無くなっていたので、別の戸棚の中で保存してある袋から、熨斗袋を取り出しました。

すると、その間から薄汚れた封筒が見つかりました。
「これは、ひょっとすると・・・」と、ちょっとわくわくドキドキしながら開けて見ると、ビンゴです。

新札で1万円札が21枚、千円札が48枚も入っていました。(写真)
合計で、25万8千円の臨時収入です。

「やったー」と思ったのもつかの間、1万円札のほとんどは熨斗袋に入れて、母に渡す分のお金に化けてしまいました。
もっとも、銀行で下ろす手間だけは省けたのはよかったのですが・・・。

それでも、1年半以上も探し続けていたものが見つかって、ちょっと気分爽快です。
本来なら、誰かとパーッと使ってしまいたいところなんですが、今月は緊縮財政なので、来月の年金が支給されれば、何か美味しい物でも・・・と思っています。



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残れば・・・

トラ。さん

emuさん、こんにちは

思いがけなく入って来た分で、いつもよりも少しだけリッチな食事にしたいですよね。

私は、ホテルのランチにでも使いたいと思います。
もちろん残った新札は、冠婚葬祭用に使うことにします。

2018/09/16 12:14:31

お金

emuさん

新札が見つかって良かったですね
私、記憶のない11万円のお金が封筒から出てきたことがあります
何か使い道があって、おろしたお金だったのかなぁ
ラッキーと思い、その夜は夕ご飯をリッチにしました

2018/09/16 11:02:25

臨時収入は・・・

トラ。さん

みのりさん、おはようございます

定期収入は、キチンと使い道を決めて、計画的に使いますが、これまでも、臨時収入はパ〜ッと使っていました。
新札も、5万円ほど置いておけば良いかと思っていますので。

2018/09/16 09:33:42

現金が〜〜♪

みのりさん

トラさん
 探し続けたお金がみつかり
良かったですね
以外なところから見っかった
ようで
ムダ使いはしたくないですね

2018/09/16 09:17:57

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