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黄金のアデーレ 名画の帰還 

2018年08月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

台風20号が接近中で
紀伊半島か四国に上陸する見込みとの予報。
何事もないことを祈るばかりです。

今日の映画紹介は明日、放送の
「黄金のアデーレ 名画の帰還/Woman in Gold」。
BS-TBS系で2018年8月24日(金)19:00〜放送。
2015年11月に観た時の感想文。

グスタフ・クリムトによる“オーストリアのモナリザ”と
呼ばれる名画「黄金のアデーレ」は、絵に疎い私ですが
あの金色に輝く衣裳をまとった女性の絵は知っています。
が、この絵画に、このような隠れたエピソードがあったとは…。

キャッチコピーは
”数奇な運命を辿った名画に秘められた真実の
物語が、今、明かされる”。

1998年(平成10年)、ロサンゼルス。
マリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)は、
82歳ながら、小さなブティックを営みながら、
夫亡き後も元気に暮らしていた。

そんなある日、姉のルイーゼが亡くなり、
彼女が故郷のオーストリア政府にナチスに没収された
絵画の返還を求めていたことを知る。

マリアは、友人の息子で駆け出し弁護士の
ランディ(ライアン・レイノルズ)に相談を持ちかける。

”伯母のアデレードよ、伯父がクリムトに描かせたの
私たちの家からナチスが奪って
今はウィーンのベルベデーレ美術館にあるの ”

”本気で取り戻したいと?”。

その絵画はベルベデーレ美術館が所蔵するクリムトの
名画で、モデルになったマリアの伯母アデーレが遺言で
寄贈したとされているが、遺言書など見たこともなかった。

マリアとランディは時にはぶつかり、協力しながら
オーストリア政府を相手に
絵の返還を求めて裁判を起こすのだった…。

ヘレン・ミレンを目当てに見に行ったのですが、
期待に違わず、彼女はゴージャスでした。

フォーマルな紺色のスーツ姿やラフなピンクのシャツ姿と
どんな衣裳でもチャーミングで、自分の信念を曲げずに
時にはお茶目で、毒舌とユーモアのバランスが抜群で
70歳には思えない振舞いには魅力が一杯でした。

英国女王から”デイム”の
称号を授与されただけはありますね。

ストーリーも良く練られていました。
法廷ドラマを中心に置き、現在とナチスに平和な生活を
破壊された過去と時系列をクロスさせる手法。

マリアの目線が遠くを見る目になると過去に場面が
変わるのがとてもスムーズで違和感がありませんでした。

これはサイモン・カーティス監督の腕の冴えでしょう。

この絵は世界で最も高額な絵画TOP10に入っていて、
コスメ界の大物ロナルド・ローダーに1億3500万ドルで
買い取られて、現在ニューヨークのノイエ・ギャラリーに
展示されているそうです。

ヘレン・ミレンはインタビューでこう言っていますね。
70歳になった現在も輝き続けている秘訣を尋ねられると、

”難しいけれど、自分に正直であるように努めています。
人生とはマジカルで素晴らしいもの。
そのことに感謝する姿勢も大切だと思うのです”。

我々、シニアにとっても、お手本になる一言ですね。



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ヘレン・ミレンは歩く品格と言われています。

yinanさん

モナミさん、おはようございます!

「黄金のアデーレ」は、「Woman in Gold」と、
タイトル通りのゴージャスな絵です。
あんなに、大きいと絵とは思いませんでした。

同じよう映画で
『ミケランジェロ・プロジェクト』があります。
ナチスよって奪われたヨーロッパ各国の
美術品を奪還すべく戦場に向かった
特殊部隊「モニュメンツ・メン」の活躍を
描いた映画でした。
実話に基づくこの映画が放映される時には紹介します。

2018/08/25 10:01:43

黄金のアデーレ

さん


今晩は

見応えのある作品で  実話なのですね
ヘレン・ミレンも 素敵でしたし
アデーレ役の女優さんも 肖像画から抜け出て
きたように綺麗でした

ナチスが奪った 約10万点もの絵画が 未だに
正当な持ち主に返されていないとは 悲しい現実です

2018/08/24 21:27:59

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