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第61回JCJ賞(2018年度)贈賞式 

2018年08月19日 外部ブログ記事
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 今年で61回目を迎えた日本ジャーナリスト会議のJCJ賞は、7月14日開かれた選考委員会で、JCJ賞5作品が決まった。なお大賞は該当作がなかった。
 JCJ賞贈賞式は8月18日(土)、13時からプレスセンター10階ホールで行われる。
 JCJ賞は、この1年間、ジャーナリズムは何をどう取り組んだのか、とりわけ表現・言論の自由への圧力が増している現状の中で何を見つめ、どう取材し、読者や視聴者に届けようとしたのかを評価し贈賞する。
 応募は107作品。推薦委員会が絞った13作品を選考委員会が論議し、決定した。
(JCJ機関紙ジャーナリス7月25日号より)

管理人は、11月11日吉田裕記念講演会のチラシを配りに参加しました。置きチラシのテーブルに置きましたが、他団体が会場の椅子に並び始めましたので同じように200枚のチラシを置いてきました。



開会挨拶
中村梧郎氏(JCJ代表委員)


記念講演:猿田佐世氏(国際弁護士)「日本メデイアと国際報道」









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 <ご挨拶>
 日本ジャーナリスト会議(略称JCJ)のJCJ賞贈賞式は61回目を迎えました。
長い間、この活動をご支援していただきありがとうございます。
 ところで安倍晋三首相は、第2次安倍内閣発足から5年8カ月、政界に君臨しています。
森友・加計疑惑によって「安倍一強」は−時、ぐらつきましたが、安倍首相は野党の追及を強弁でかわし、「官邸官僚」の何度もあり、窮地を脱したかに見えます。しかし、世論調査では5カ月連続で安倍内閣の不支持(8月54%)が支持(同月43.8%)を上回っています。第2次安倍政権が発足して以来、初めてです。当然だと思います。安倍内閣は国民の声とは真逆のことをこの間やってきたからです。
 特定秘密保護法の施行武器輸出の事実上の解禁、集団的自衛権行使容認の閣議決定、安保法制の施行、沖縄辺野古新基地工事の強行、共謀罪法は17年7月に施行させました。
国連が採択した核兵器禁止条約にも参加しませんでした。そして衆参両院で改憲勢力が3分2以上を占めている今の国会の下で発議を行い、国民投票を実施し、憲法9条改憲などに執念を燃やしています。
 7月下旬に閉会した通常国会もひどかったです。森友学園との国有地取引をめぐる財務省の決裁文書改ざんが発覚、これに関わった佐川宣寿国税庁長官は辞任し、佐川氏は証人喚問されました。野党の佐川氏の偽証罪の告発に対して自公両党は拒否しています。防衛省が存在しないと言い張ってきた陸上自衛隊のイラク派遣日報も発見されました。加計学園の獣医学部新設問題で新たな証拠が出てきました。愛媛県は柳瀬唯夫・元首相秘書官が愛媛県職員らと面談し、「首相案件」と語った文書を提示したのです。
女性記者へのセクハラにより財務省の福田淳一事務次官は辞任しました。過労死につながる働き方改革法案もギャンブル依存症増加のリスクがあるカジノ実施法案も成立
しました。
 9月の自民党総裁選で安倍3選ならば、安倍総裁は最長で21年9月まで首相を兼任することになります。安倍首相退陣を迫る活動を」C」はずっと応援しています。
 2018年8月18日 日本ジャーナリスト会議
 事務局長・橋詰雅博

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【JCJ賞】

▼梅田正己『日本ナショナリズムの歴史』全4巻高文研
 
 梅田正己『日本ナショナリズムの歴史』全4巻は、日本のナショナリズムに光を当てている。古代から中世にその源流を求め、近世を経て近現代に神権天皇制、超国家主義、軍国主義として具現化していくナショナリズムの流れをジャーナリスト兼編集者の著者だからこそ、わかりやすい論述で照射している。

プレゼンターは柴田鉄治氏




梅田正己氏



▼朝日新聞東京社会部大阪社会部取材班
 財務省による公文書の改ざんをめぐる一連のスクープ

 朝日新聞は、今年3月、財務省が森友学園との国有地取引の際の文書を改ざんした疑いをスクープした。報道後、財務省は公文書の改ざんを認め、削除された部分には安倍晋三首相夫人の昭恵氏の名前があったことも判明している。今も追及をゆるめてはならない重大問題のきっかけをこの調査報道でつくった。

プレゼンターは諫山修氏



羽根和人氏(大阪社会部次長・前東京社会部次長)


▼しんぶん赤旗 政治部外信部
 「米の核削減、日本が反対核弾頭の最新鋭化も促す」、「『沖縄に核』日本容認 09年、米の貯蔵庫建設提案に」 その他続報

 しんぶん赤旗のスクープは、日本政府がアメリカに対して核抑止力の強化を求め、沖縄に核貯蔵庫建設まで求めていたことを明らかにしている。唯一の戦争被爆国、非核三原則を持つ日本がオバマ政権の標榜していた「核のない世界」へ妨害勢力になっているのである。

プレゼンターは酒井憲太郎氏氏
赤旗編集局長小木曽陽司氏と竹下岳氏



竹下岳氏(赤旗編集局政治部副部長)


▼沖縄タイムス 編集局
沖縄へのデマ・ヘイトに対峙する報道

 沖縄タイムスの「対峙する報道」は、米軍ヘリ部品落下事故の被害者である保育園や小学校への誹誘中傷など、ひどさが増しているデマやヘイトに対する反論である。差別感情が根底にあり、SNSだけではなく全国紙、地上波、ラジオにも広がるデマ・ヘイト、これへの批判は民主主義にとって重大な課題である。

プレゼンターは石川旺氏



勝浦大輔氏(社会部中部報道部)


▼日本テレビ
 NNNドキュメント18 南京事件? 歴史修正を検証せよ
 日本テレビの「南京事件?」は15年の「南京事件・兵士たちの遺言」に続く2作目。1937年の中国人大量虐殺事件に対して、今も「この事件はなかった」とする歴史修正がネット中心に広がっている。その背景を問うとともに情報の精度を高め、改めて事件の詳細に迫った作品である。


プレゼンターは清田義昭氏



清水潔氏(報道局チーフディレクター)


受章者の記念撮影


(了)

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