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バベル 

2018年07月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

今日、もう一本の映画紹介は『バベル/Babel』。
BSプレミアムで2018年7月21日(土)午前0時15分〜放送。
今晩の日付が変わってからの放送ですから録画ですね。
2007年4月に観た時の感想文。

モロッコでヤギ飼いの兄弟が撃った一発の銃弾が
さまざまな因果によってつながり、
アメリカ、メキシコ、そして日本の人々を
思わぬ運命の渦に巻き込んでいく…。

キャッチフレーズは、
”「届け、心。」、「神よ、これが天罰か。」”。

皆さん、「バベルの塔」をご存知ですね。
私はブリューゲルの「バベルの塔」をすぐ思い出します。

バベルは『旧約聖書』創世記第11章にある町の名。
町の人々は天まで届くバベルの塔を
建てようとしたが神はそれを快く思わず、
人々に別々の言葉を話させるようにした。
その結果人々は統制がとれずばらばらになり、
全世界に散っていった。

本作はこの故事を背景に、
「言葉が通じない」、「心が通じない」世界で
人間はどう行動するかを描いた映画。

冒頭のシーンはまず、モロッコから。
ある集落で、アブドゥラは商人からライフルを買う。
その目的はジャッカルから羊を守るため。
息子のアーメッドとユセフは、練習で射撃の腕を
競い、遠くのバスを標的にしてしまう。

たまたま、撃った銃弾は旅行でモロッコを訪れ、
観光バスで移動中の
アメリカ人のリチャード(ブラッド・ピット)の
妻のスーザン(ケイト・ブランシェット)に命中。

観光客一行は近くの村へ身を寄せる。
言葉が通じない中、リチャードは
必死に救助を要請するが、一向に助けは来ず、
バスに残された他の観光客たちとも不和が広がっていく。

次の場所はアメリカのカリフォルニア、
メキシコのティフアナへとつながる。

ジョーンズ夫妻は、二人の子供のマイクとデビーを
ベビーシッターのアメリアに頼んでいた。

アメリアはリチャードからもうしばらく頼むと連絡を
受けるが彼女は息子の結婚式のメキシコに、
二人をメキシコに連れて行く。

さて、この話は日本へとつながるのだが、
どう、つながるのかは観てのお楽しみ!

本作のストーリーは時間軸が交差して、
国が変わり、それぞれの家庭の事情と
理解しずらいのですが、キーワードは「ライフル銃」。

映画を見終わってふと、思ったことは
そうか〜、「風が吹けば桶屋が儲かる」理論だと。
もう少し難しく言えば「カオス理論」?

監督が世界の共通語として選んだのは…!?

製作・監督はアレハンドロ・G・イニャリトゥ。
2006年カンヌ国際映画祭の
コンペティション部門で上映され、監督賞を受賞。
菊地凛子が米映画批評会議賞新人女優賞を受賞して
アカデミー助演女優賞にノミネートされる。



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