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じいやんの日記

人の行動半径 

2018年07月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:日記

人の行動半径(行動範囲)はどれくらいなのでしょうか?
飛行機や鉄道・自動車が無かった頃、人の日常の行動半径はどの位だったのだろう。
乗り物の無かった時代はひたすら自分の足で歩くしか移動手段は無かった。
人間の歩く速度は、時速4Km程度と言われている。
陽が出ている間に所用のため遠い距離を往復すれば、歩く時間はせいぜい10時間程に納めないと一日で用を足して帰宅することは出来ない。
つまり片道20Kmが日常的生活圏の限界でしょう。
食事の時間や休憩を入れると、あるいはせいぜい片道16Kmだったかもしれない。
いずれにせよ、今では車で1時間もあれば簡単に往復出来る範囲だ。
私も中学生までは、自転車で隣の市に行くのがせいぜいで、隣の県に行くときは近所に土産を買って帰るような感じでした。

人の行動半径は、実は極めて大きい影響を個人に与えているのです。
生まれてから死ぬまで、限られた範囲で生活すれば、人はそれ以外の世界を経験することは出来ない。
庶民にとって世間は決して広くなかった。
「世間が狭い」という日本語の言い回しがあるが、これは視野の狭い人のことを蔑称した表現である。

現代社会においても、仕事ばかりになってしまって、家と会社の往復ばかりであまり出かけなくもなってしまったら、友達と遊んだり、連絡をしたりする機会が減ってしまって、年賀状のやり取りだけになってしまい、全員ではないけれど、今までの友達、知人達とも疎遠になってしまう。
仕事ばかりだから、会社関係での知人は増えていったけど、プライベートでの友達、知人は、増えて行くことはなくなった。
そんな風に、自分自身の行動範囲によって、人間関係は増えたりも減ったりする。

行動範囲は、距離と言うことだけでなく、方面という捉え方もできる。
例えば、趣味、習い事、勉強という方面の行動範囲、町内、市内、区内、県内、地方、国内、海外という距離の行動範囲、どちらにせよ行動範囲の広さと人間関係の広さは、比例する。
行動範囲が広い人は、人間関係も広い。
逆を返せば、行動範囲が狭い人は、人間関係も狭い。

しかし、インターネットが普及している現在では、インターネット内での行動範囲の広さと言うこと言えるかもしれません。

貴方は、これから、行動範囲の広さをどうして行きたいですか?
広げるのならどれくらいの距離、方向に広げたいですか?
そのために、何をしていきますか?

これから、自分自身の人間関係の広さをどうして行きたいですか?
広げるのならどれくらいの距離、方向に広げたいですか?
そのために、何をしていきますか?

折角、行動範囲を広げるチャンスがあっても、それを生かさなかったら、もったいないですね。



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