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平成の虚無僧一路の日記

インド音楽を尺八で、ティム・ホッフマン 

2018年07月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



アメリカ人の尺八家「 T.M.Hoffman 」が 今夏もまた名古屋にみえた。OO大学での講師を勤めるため。ホッフマンは、インド音楽を 筝と尺八で演奏する。インドと日本楽器の融和を通して、インド人と日本人の考え方の相違を論じて、慶応の国際コミュニケーション学科の講師でもある。「楽器をコップに例えると、中に入っているものが音楽。日本人は、このコップには水しか入らないと思っている」と。なるほど、日本では、レストランなどで、水、ジュース、ミルク、コーヒー、紅茶、緑茶を注文すれば、それぞれみな入れ物が違う。「インド人は、一つのコップに、何でも入れて飲む。ただし、コーヒーに牛乳は合うが、牛乳とオレンジジュースは合わない。合うものと合わないものを見分ける目と耳を持っている。「インド人は、ヴァイオリンやコントラバスなど洋楽器もすぐインド音楽に取り入れた。尺八や筝は、あらゆる音を出すことが可能で、「インド音楽を演奏するのに最もふさわしい」とインド音楽の権威も認めた。ところが、「日本人は、尺八の代わりにヴァイオリンで弾くのは『春の海』だけ。ヴァイオリンで地歌や尺八の古典本曲は決して弾かない。『インド音楽を学びたい。シタールを習いたい』と私のところに来る。『シタールより箏の方が学びやすい。箏で教えよう』というと、『イヤ』と拒否する」。「インド人はできなくても“できる、できる”と言う。『尺八?いいね、貸してみろ、(自分は)吹ける、吹ける』と、まず吹いてみようとする。日本の尺八家は『インド音楽?、だめだめ、吹けない』と拒絶する」。「インド人と日本人は“火”と“氷”。全く考え方が違う」とホッフマンは言う。その“火”と“氷”のインド人と日本人の間をとりもつのがホッフマンの役目。国際コミュニケーション学科とは、双方の考え方の違いを顕わにして、その上でどう理解しあえるか考える学科なのだそうな。尺八でインド音楽、そしてコミュニケーション学科の慶応大学の講師。おそれいりました。

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