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映画が一番!

空飛ぶタイヤ 

2018年06月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は上映中の『空飛ぶタイヤ』。
原作は「半沢直樹」や「下町ロケット」などの
テレビドラマ化作品で知られる池井戸潤の
同名小説を初めての映画化。

私も、図書館で文庫本化された彼の本は全部読みました。
勿論、本作も読みました。

登場人物が多くて(70人登場)、読んでいなければ
人間関係が複雑でストーリーの展開が
判りずらかったのではと、思ったことでした。

キャッチフレーズは、
”事故か、事件か。”
「赤松は”俺が闘わなくて、誰が闘う”。
 沢田は”大企業をなめんなよ”。
 井崎は
 ”なんで、そんな会社を助けなくちゃいけないんですか”」。

よく晴れた日の午後。
1台のトラックが起こした事故によって
子供連れの主婦が死亡。

事故を起こした運送会社社長の赤松(長瀬智也)は、
走行中のトレーラーから突然タイヤが外れ、
「空を飛んで来た、タイヤ」が母と子を直撃。
幸い子供は軽傷で済んだが、母親は即死だと、
港北中央署刑事の高幡(寺脇康文)から聞かされる。

整備不良を疑われ、世間やマスコミからバッシングを
受け、取引先からは仕事を断られ、
銀行の融資も受けられず倒産の危機に陥る。

赤松は金策に飛び回りながら、
事故の原因を調査を続ける中、
トラックの構造そのものに欠陥が
あるのではないかと気づく。

製造元のホープ自動車販売部カスタマー戦略課課長の
沢田悠太(ディーン・フジオカ)へ再調査を要求する。

同じ頃、ホープ銀行本店営業本部の井崎(高橋一生)は、
グループ会社であるホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、
独自の調査を開始していた。

遅々として進まない状況に苛立ち、
赤松は自らの足で調査を始めるが、
やがて、大企業のリコール隠しがあったことを突き止める。

赤松は親から引き継いだ会社や社員、
そして家族を守るため、何よりも自らの正義のために
巨大企業に戦いを挑むのだが……。

皆さん、ご存知のように、原作の元ネタは
2000年の三菱自動車のリコール隠し事件。
2002年の三菱自動車製大型トラックの脱輪による死傷事故。
本作では「ホープ自動車」と名を変えて登場しています。

最近のニュースで、大企業の製品のデーター改ざんや、
品質が劣る商品を売るなど、かっては製品の
品質の優秀さを誇っていた日本がと思うと、嘘のようです。

組織が大きくなり、古くなると腐敗するのは当然。
ホープ自動車常務取締役の狩野(岸部一徳)の
傲慢な態度を見ると、さもありなんと納得。

組織を守る為、保身の為と、嘘と判りながら嘘をつく。
嘘に嘘を重ねるうちに、嘘が嘘でなくなっていくのは
怖いですね。

ところで、登場人物がいい男ばかりで、リアリティーに
欠けると感じたのは、醜男の私の僻みでしょうか?

映画主題歌はサザンオールスターズ。
3年ぶりの新曲の
♪闘う戦士たちへ愛を込めて♪はいいですね。

監督は本木克英



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ありがとうございます!

yinanさん

山すみれさん、今晩は〜!

拙い映画感想文を見ていただいて、感謝しています。

ただ、読んで下さる人のことを忖度しないで、
自分の独断と偏見で勝手な事ばかり書いているので、
不快な思いをされる人もいらっしゃるかもと
思うことまありますが、そこはお見逃し下さい。


これからもよろしくお願いします。

2018/06/27 20:53:39

感謝です♪

山すみれさん

映画を観る事から遠ざかって

居る日々・・・


此処にて 詳しい 綿密な感想と・・・・・(70名もの登場とは〜)
驚きです。

ユーモアを含めて^^(登場人物がいい男ばかりで、リアリティーに欠けると)

また時事もスポーツも
愉しみです。

日々の、映画紹介をありがとうございます。

2018/06/27 18:48:20

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