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平成の虚無僧一路の日記

プロとアマの違い 

2018年06月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



プロとアマの違いは何だろう。プロにも二通りある。楽譜通り正確に吹くプロ。それはそれで感動を与えるが、往々にして何かつまらない演奏になる。オリンピックのフィギア スケートは難易度の高い技に挑戦して緊張と感動を与えてくれる。一方、プロのアイスダンス ショーは、完璧なすべりで 観客を魅了する。そこには、見ていて、絶対に失敗しないという安心感もある。それと同じか。楽譜にしがみついて吹くのは、たとえ完璧に吹いても、観客に不安感を与え、プロではない。プロは楽譜があったとしても、余裕を見せる。演奏の姿勢もアマとプロの差が現れる。プロは舞台に出てくるところから違う。観客を呑むオーラを発する。終始うつむき加減の演奏では、観客に“見せる姿”にならない。プロの尺八家 阪口夕山氏が「私にとって 古典本曲は“趣味”です」と。「古典本曲ではお金をいただかない」という。「古典本曲のプロではない」というのか。「古典本曲は人に聞かせて金をいただく性質のものではない」という意味か。私はプロの虚無僧でござる。舞台で演奏するのも、街頭で尺八を吹くのも同じ。                           舞台演奏でも「お代は見てのお帰りに」で、「感動していただけたら                                それに応じた喜捨を」と告げている。その方がチケットの売り上げより                               多かったりして、反応が即金額で示されるから、真剣勝負だ。
先日「カタチばかりの虚無僧が多いが、初めて“ホンモノ”の                                    虚無僧を見た気がした」と言っていただいた。ようやく板についてきて、ホンモノになれたたか。

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