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セッション 

2018年06月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:音楽

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「セッション/Whiplash」。
BS朝日で2018年6月23日(土)21:00〜放送。
2015年4月に観た時の感想文。

キャッチコピーは、
”才能VS狂気、どんでん返しにつぐ、
どんでん返しの先にある。
この戦いの結末。誰にも予想不可能”。

名門音楽学校に入学したニーマン(マイルズ・テラー)は
フレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドにスカウトされる。
ここで成功すれば偉大な音楽家になるという野心は
叶ったも同然と喜ぶニーマン。

だが、待ち受けていたのは、
天才を生み出すことに執念を燃やす
鬼教師のフレッチャー。

彼は0.1秒のテンポのズレも許さない、
異常なまでの完璧さを求めるフレッチャーの
狂気のレッスンだった。

”いくぞ”
”テンポが速い”
”今度は遅い”と、
フレッチャーは楽譜を投げつけながら、
”違う クソッタレ!”と、鬼の形相で怒鳴りつける。

テンポを合わせるために、
”数えろ”、
”1.2.3.4.”と数えるニーマン。
フレッチャーはニーマンの頬を張る。
”俺の手は速いか?答えろ”
”速く、もっと速く!もっとだ、よし!”と、
OKをもらったニーマンの手は、血だらけだった。
(主演のマイルズはジャズドラマーを演じるため、
2か月間、一日に3〜4時間ジャズドラムの練習を続け、
撮影で自らも演奏している。
作中の手からの出血はマイルズ本人のもの)。

それを見ながら、フレッチャーしれっとして言いますね。
”始めから”と。

フレッチャが求めるのは、
常人には理解できない「完璧」…。

浴びせられる罵声、仕掛けられる罠。
ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく。
恋人、家族、人生さえも投げ打ち、
フレッチャーが目指す極みへと這い上がろうと
もがくニーマンだったが…。

さて、新人ドラマーと伝説の鬼教師の
狂気のレッスンの果ての、
衝撃の“セッション"とは…。


原題の「Whiplash」は”むち打ち”の意味。

でも、邦題の「セッション(Session)」は、
ジャズにおいてその場にいるミュージシャンが
即興で合奏したり競演したりすることを指すので、
本作のタイトルとしてはこちらの方がピッタリだと、
思ったことでした。

J・K・シモンズは本作で
第87回アカデミー賞助演男優賞を受賞。
J・K・シモンズと言えば、「Law&Order」とか、
「クローサー」のドラマでお馴染ですね。

本作は録音賞、編集賞をも獲得。
監督は弱冠28歳で長編監督2作目となる
デイミアン・チャゼル。

P.S
「ラ・ランド」では、チェゼル監督が史上最年少で
監督賞を受賞したほか、
J・K・シモンズも出演していました。



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