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じいやんの日記

空飛ぶタイヤ 

2018年06月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:日記

長瀬智也さんが主演することでも注目されている映画「空飛ぶタイヤ」原作は池井戸潤さんの小説ですが、実は実話がモデルになっていることをご存知ですか?

作中に登場する大手ホープグループに連なる一企業「ホープ自動車」のモデルは「三菱自動車」時間軸など、もちろん細部は異なりますが、それでも大筋では「
空飛ぶタイヤ」はかなり実話に近い内容を描いています。
国産の映画を久しぶりに見てきました。

あらすじ的には・・・・
1つの自動車事故から始まり、加害者は運送会社に勤めるトラック運転手、亡くなった被害者は何の罪もない若い母親。
自動車メーカーが事故調査をした結果、原因は『整備不良』と断定。
運送会社は「整備はちゃんとしていた。再調査してくれ!」と訴えますが、自動車メーカー側はこれを一切受け付けません。
ところが、実は自動車メーカー側は車両に欠陥があると知っていながら、それを隠していたのでした。

恐ろしいことに、これはほぼ実話です。

交通事故が起きた時、考えられる原因は(被害者側の不備や環境条件を除き)大きく3つらしいです。

1.運転手のミスや不注意など(人的原因)
2.車両の整備不良(加害者側が会社の場合、企業責任)
3.車両自体の欠陥(製造側の責任)です。

交通事故の原因が「車両の構造的欠陥」にある場合、当然他の同型車でも同じ事故が起こる可能性があります。

その場合、製造元の自動車メーカーは「リコール」を発表しなければなりません。
私も、何度も対象になりましたし、原因を貰ったこともあります。

※リコール…設計や製造段階を原因とする不具合が特定の自動車に発見された場合、メーカーがその事実を発表し、該当する製品を無料で修理をする制度

ところが、自動車メーカー側から見れば多額の経済的損失(と社会的信用の低下)を伴うリコールは、経営を圧迫するため、本当は発表したくはない、それでも道義的・社会的責任からリコールを発表するのが当たり前なんですが、かつての三菱自動車はこのリコールをなんと隠してしまったんですね。

この事件こそ「空飛ぶタイヤ」のモデルです。

そんな映画ですが、何か所かは私も見聞きしたり、経験したような場面がありました。
大企業の組織間の責任のなすり合いや隠蔽体質、本音だけでは生きていけない社員・・・

実録だけに、社員時代を思い出してしまいました。



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空飛ぶタイヤ

みのりさん

じいやんさん 
空飛ぶタイヤは
実話なんですね
おもしろそうです。

2018/06/22 09:54:38

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