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パレスチナの思い 

2018年05月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

かつて戦場ジャーナリストだった浅井氏が、アメリカが大使館をエルサレムに移す問題に関連して語っておられます。


【友人の皆さんへ】


僕は、自分の両親が先の戦争に翻弄(ほんろう)されただけでなく、幼くして父親をなくしただけに、世の中から戦さを無くしたいと5歳にしてその思いを強くしました。だから、自らを戦場に立たせて戦争の悲惨さ、愚かさを訴えてきました。


そんな僕の目はパレスチナで起きている事にひきつけられ、1971年から現場に入り続けて来ました。


「パレスチナ問題は複雑で分からない」とよく言われます。とかくそう思いがちですよね。


本当にそうでしょうか?


本当は、その方が楽だから、いやこういうややこしいものには目を向けたくないからそう思い込んでいるのではないですか。


自分の問題としてとらえれば、実はそんなに難しい問題ではないし、考えるのが面倒くさいものでもありません。


パレスチナの場合を自分に置き換えて想像してみましょう。


ある日、武装グループがあなたの自宅の玄関に現れ、「この辺一帯は以前我々の国があった。2000年前の事になるから知らないかもしらんが、我々の祖先が住んでいたんだ。不幸にして、侵略者によって国は破壊され、祖先は世界各地に離散させられた。だが、我々の信ずる経典には、この地が我々に与えられた『約束の地』とある。だからお前たちはここにいてはいけないのだ。速やかに家を明け渡しなさい。そして、この地域から出て行きなさい」と申し渡したとします。


その時あなたは「そうだったんですか。それは大変失礼しました」とそそくさと荷物をまとめ、お隣さんたちと住み慣れた自分の町を出て行きますか?絶対にそれはないと思います。抵抗しますよね?


相手は重武装をしています。超大国がバックについています。抵抗すれば、侵略者は暴力を使ってでもあなたたちを排除します。愛する家族が殺される事態も十分にありえます。


あなたの選択肢は、「あらゆる手を使ってそこに居続ける」「ひとまず避難する」のふたつしかないでしょう。


パレスチナの人たちも70年前、ある人は居続け、また他の多くの人は近隣諸国に難を逃れました。


パレスチナ問題の根っこにあるものをザックリと説明すればこんな感じなのです。後は本を読んだり、カフェに来て僕に話を聞いて理解を深めてください。


そうすればなぜパレスチナの人たちがあれほど怒るのか、暴力にまで訴えるのかを理解できると思います。


今日15日は、パレスチナ側がイスラエルによる占領の日と位置づける「ナクバの日」です。恐らく昨日に続いてまた民衆の怒りが爆発するでしょう。ニュースに注目していてください。そして、彼(か)の地に想いを馳せてください。さらに、できる方は、ユニセフなどが行なう国際支援活動にその想いを託していただけたら幸いです。


目良氏のFacebookから。


イスラエル軍の無差別発砲で、死者は子供を含む58人、負傷者は2700人以上!!
朝鮮半島での和平への動きとは真逆の、トランプ中東政策転換のもたらす惨劇です!!


★<米大使館 エルサレム移転 ガザ衝突 52人死亡>
(東京新聞 5月14日 朝刊1面)


【エルサレム=奥田哲平】昨年十二月にエルサレムをイスラエルの首都と認定したトランプ米政権は十四日、在イスラエル大使館を商都テルアビブから移転し、開館式典を行った。パレスチナの反発や国際社会の懸念を押し切った中東政策の一大転換で「二国家共存」を目指す和平交渉再開を遠ざけるのは決定的となった。


 式典にはトランプ大統領の長女イバンカ補佐官ら約八百人が出席。トランプ氏はビデオ演説で「米国は和平交渉の調停役として関与する」と意欲を示した。米国は移転先をエルサレム南部アルノナ地区の米総領事館内に置き、移転時期を前倒ししてイスラエル建国七十年の十四日に合わせた。


 建国はパレスチナ人が難民化した「ナクバ(大惨事)」の節目でもあり各地では抗議デモが発生。ガザ保健当局によると、四万千人が参加したガザ地区ではイスラエル軍の実弾射撃などでパレスチナ人五十二人が死亡、約二千四百人が負傷した。二〇一四年のガザ大規模戦闘以降で死者数が最悪となった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201805/CK2018051502000112.html


★<ガザ衝突でイスラエルに非難拡大 死者58人、安保理会合へ>(東京新聞 15日12時29分)


【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザで起きた在イスラエル米大使館のエルサレム移転への抗議デモでイスラエル軍の銃撃などにより多数の犠牲者が出たことを受け、パレスチナ自治政府のアッバス議長は14日、「虐殺だ」と糾弾した。フランスのマクロン大統領は「民間人を多数殺傷した過剰な暴力」との声明を発表、国際社会で非難が広がった。


 ガザ保健当局によると、死者は子供を含む58人、負傷者は2700人以上に達した。国連安全保障理事会は14日、緊急会合を開くことを決定。米ホワイトハウスのシャー副報道官はガザを実効支配するイスラム組織ハマスを批判、イスラエル軍を擁護した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018051501001172.html



(朝鮮では和平の機運に乗り、
中東では火に油を注ぐ。トランプ氏は何を考えてるんでしょうか?)








まだ、誰かの悪事は、完全にはバレないのですか?

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