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アメリカン・スナイパー 

2018年04月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日はもう一本の映画紹介は、
「アメリカン・スナイパー/AMERICAN SNIPER」。
BSプレミアムで2018年4月30日(月)21:00〜放送。
2015年2月に観た時の感想文です。

原作はイラク戦争に4度従軍して160人を射殺した
実在した伝説のスナイパー、クリス・カイルの自伝の
『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』。
(原題: American Sniper:
The Autobiography of the Most Lethal Sniper
in U.S. Military History)。

監督は84歳になるクリント・イーストウッド。

冒頭から狙撃のシーン。
尼さんと子供がスコープにうつしだされる。
”女と子供が、道に出て来ました。”
”部隊の方へ、女が何か隠しています。”
”爆弾らしき物を子供に渡した。”
”女と子供、見えますか。”
 
”見えない判断しろ。”
”間違ってたらコトだぞ。”
これだけでもスリリングなシーンで
カイルはトリガーを引く決断を迫られる。

キャッチコピーは
”彼は帰ってきた。心は戦場においたままで。”
”米軍史上最多、160人を射殺した、
 ひとりの優しい父親。”

この映画で描かれるのは、イラク戦争に出征した、
アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員、
クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)の半生。

敬虔なクリスチャンの家庭に育ち、
8歳で父親と自分のライフルを持ち、
ハンティングへ出かけたカイルは
”お前は弱い羊達を守る牧羊犬になれ、狼にはなるな”と
教えられる。

愛国心にあふれるテキサスの青年は、
1998年にアメリカ大使館爆破事件をテレビで
見ていて海軍に志願する決心をする。
一方、私生活ではタヤ(シエナ・ミラー)と
結婚して幸せな日々を送っていた。

厳しい訓練に耐えたカイルは
射撃の腕を買われてスナイパーとして戦場へ。
スナイパーである彼は、「戦場に誰一人残さない」と
いうネイビーシールズのモットーに従うようにして
仲間たちを徹底的に援護する。

人並み外れた狙撃の腕前からレジェンドと
称されるようになるがその一方で反乱軍には悪魔と言われ、
懸賞金を懸けられる。

故郷に残した家族を思いながら、その時その時の
厳しい決断をしながらスコープをのぞき、引き金を引き、
敵の命を奪っていくクリス。

4回にわたってイラクに送られた彼は、次第に、
心に深い傷を負ってしまい、
心的外傷後ストレル障害(PTSD)になる。

戦場のシーンは乾いた銃声の音と
ざらついた殺伐した画面に引き込まれました。
戦闘の場面とカイルのメンタルな
部分をリンクさせてストーリーを展開させて
いく方法で単なる戦争映画にしていないところは
監督の手腕でしょう。

最後は衝撃的な事件が起こりますが、
ネタバレになるのでここは映画を観て下さい。
(新聞紙上には発表されているので
 皆さん、ご存知の人は多いでしょうけど。)

アカデミー賞では音響編集賞しか取れなかったのは
この衝撃的な事件が絡んでいたのではと私は思ったことでした。

P.S
BS朝日で21時より、「羊たちの沈黙」が
放送されます。こちらも面白いですね。



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