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平成の虚無僧一路の日記

ひろさちや「狂いの進め」 

2018年04月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



仏教評論家「ひろさちや」が『狂いのすすめ』という本を出した。まさに一休の「風狂の生き方」だ。室町時代の歌謡集「閑吟集」に「一期は夢よ ただ狂へ」というのがある。室町・戦国の世は、戦乱、水害、旱魃、飢饉で、都は荒れ、餓死者が続出する地獄だった。禅寺は、幕府の保護下にあって、大名や公家の子息の受け入れ先であり、出世栄達は金次第。貧しい庶民には目が向けられなかった。一休の生涯は 禅寺の腐敗との戦いだった。「狂った世の中で生きるには、自分も狂って、世にすねるか 反抗するしか なかったのである。「ひろさちや」は、得度受戒を受けた僧侶ではない。私と同じく「在家」の仏教徒である。彼もまた、「現代の日本は狂っている。世間のいうことを聞いて奴隷になるよりは、世間を信用せず軽蔑することで世間に楯突いてみませんか。社会が言うようなまともな生き方をしてはいけない。奴隷になるより狂いましょう。ただ狂って遊びましょう。それが本当の人間らしい生き方だ」と説く。生きがい、人生の目的、過去のしがらみ、未来への不安などによって自分を縛ってはいけない。人間は本来「在るように在る」。人間は存在しているだけで価値があるのだ。反省や後悔をするな!希望や理想を持たないで、無理なく人生を楽しめばいい。「少年よ大志を抱け」といって少年を苦に追い込むのは悪魔の言葉。「親鸞会」は、「ひろさちや」を激しく非難しているが、私は、むしろ「ひろさちや」の方に共鳴する。

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