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シェイプ・オブ・ウォーター 

2018年03月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:SF・ファンタジー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は上映中の
『シェイプ・オブ・ウォーター/The Shape of Water』。
第90回アカデミー賞で作品賞、 監督賞、美術賞、
音楽賞と4部門で受賞したファンタジーラブストーリー。

1962年、米ソ冷戦時代のアメリカ。
政府の極秘研究所の清掃員として働く孤独な聴覚障害者の
イライザ(サリー・ホーキンス)と、
同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)は
ある日、研究センターに南米アマゾンで発見、捕獲された
半魚人(ダグ・ジョーンズ)の秘密の実験を目撃する。

“アセット”と呼ばれるその半魚人は水中でも呼吸ができ、
水陸両方で生きられる生物だった。

研究所を管理するアメリカ軍の
リチャード・ストリックランド大佐
(マイケル・シャノン)と、その上司の
フランク・ホイト将軍(ニック・サーシー)の
目的は軍事目的のために”アセット”を
研究材料にすることだった。

そんな中、アマゾンで崇められていたという、
人間ではない“彼”の特異な姿に心惹かれた彼女は、
イライザは夜中にこっそり忍び込んでは、
レコードを聴かせたり、ゆで卵を与えたり、
手話を教えたりするなどコミュニケーションを
図っているうちに次第に愛情が芽生え、
やがて二人の間に不思議な絆が生まれる。

ところが“彼”は、
もうすぐ実験のため、解剖されることに……。

”アセット”は多分、”asset/財産”のことで、
姿、形からすぐに、
「大アマゾンの半魚人」を思い浮かべますね。
身体はその当時の半魚人同様グロテスクですが、
さすが顔だけはイライザが愛せるようにハンサムな
顔にしてありました。

SFで、いつも重要なポイントは異星人との
コミュニケーションを如何に取るかということですが
本作でも異人種との意思疎通に工夫を凝らしていますね。

ここに登場するイライザは孤児で虐げられた人生を
送った来たから、彼の孤独さに同情して関心を持ち、
手話でコミュニケーションを取っているうちに、
感情移入して彼を好きになっていきます。

本作は形を変えたラブロマンスで、
米ソのスパイが暗躍するサスペンスでもあり、
登場する人物が社会から疎外されたマイノリティと、
観る角度から、いろいろな、側面を見せてくれます。

又、水中撮影による映像はタイトル通りの
”The Shape of Water”と美術賞を受賞しただけに
素晴らしいですね。

監督は『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ。



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