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平成の虚無僧一路の日記

「平調子」とは? 

2011年04月30日 外部ブログ記事
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「お箏(こと)」は、曲を弾く前に、あらかじめ「調弦」といって
琴柱(ことじ)の位置を調整して、その曲に使われる基本の音を
セッテイする。

絃が13本で2オクターブ半の音域を得るために、とりあえず、
5本で「5音階」を決めておく。その配列によって、「平調子、
雲井調子、本雲井調子、半雲井調子、片雲井調子、中空調子、
岩戸調子、曙調子、乃木調子、楽調子、花雲調子」と、いろいろ
ある。調子が変われば、使う音階が違うので、曲調もガラリと
変わる。現代曲では「ドレミファソラシド」に並べたり、♯、♭を
多用したり、ますますバラエティに富む。

さて、その基本型が「平(ひら)調子」。「ミファラシド」の
5音にとる。だが、初めから終わりまで「5音」だけでは
たいくつしてしまう。そこで『六段』でも「四、六、九、為
(12番目の絃)」の糸を「弱押し」して半音上げたり、「強押し」して
一音上げて、結局「ドレミファソラシド」の7音が使われる。

ネットでいろいろ検索してみたが、どれも『六段』は「平調子」、
「ミファラシドの5音階」としか 書いていない。

「宴の桜」さんから「雲井」「中空」に転調しているので、
「陰の5音階」とご教示いただいた。

そこで、「八橋検校」の時代に転調という概念があったのか、
ネットで見てもよく判らない。あったような無かったような。

地唄の「手事(てごと)物」で、中散しや後唄など、三味線の
調絃も変えて、転調するのは、盛んに行われるが、『六段』の
ように、曲のフレーズの途中で、目まぐるしく「雲井」「平」
「中空」と転調するという高度な理論が、八橋検校の時代に
あったのだろうか。

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