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2018年02月21日 外部ブログ記事
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 東京国立博物館+梅見物

 「仁和寺と御室派のみほとけーー天平と真言密教の名宝ー東京国立博物館(平成館)特別を観てきました。
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1868 写真は仁和寺の観音堂内部(ここは写真撮影可)


 仁和寺ばかりではなく福井県、大阪府、四国、神奈川県等の真言寺院にある寺宝、秘仏も展示されておりなかなか見応えのある展示でした。国宝 千手観音菩薩坐像(大阪・葛井寺蔵)、は東大寺の月光菩薩、日光菩薩と同じ天平時代の彫刻と言われています。また仁和寺の観音堂(僧侶の修行場として大切なところ)を展示室に再現されていて立体曼荼羅がみられます。ここは背景などは画像処理されており、カメラによる撮影もOK(フラッシュはNG)となっています。国宝66点が揃ってやってきています。昨日は10時過ぎに並びましたが、入館には40分待ちの人気でした。


 御室桜で知られる仁和寺は、光孝天皇が仁和2年(886)に建立を発願し、次代の宇多天皇が仁和4年(888)に完成させた真言密教の寺院です。歴代天皇の厚い帰依を受けたことから、すぐれた絵画、書跡、彫刻、工芸品が伝わります。創建時の本尊である阿弥陀如来像(国宝)は、当時もっともすぐれた工房の作品です。また、高倉天皇宸翰消息(国宝)は皇室との深いかかわりを物語るものです。


 三月12-13日には法事で京都に一泊することになっていますので、出来れば仁和寺に行ってみたと考えています。井上靖監修の「私の古寺巡礼」の仁和寺は山本健吉氏(1907-1988)文芸j評論家によるものです。兼好や長明(徒然草、方丈記)にも出てくる仁和寺は真言密教の総本山ながら、仁和の時代に洛西の地に隠遁生活を過ごした歴代天皇家の歴史に雅な雰囲気を感じさせると書いている。そういえば、近々真言密教とその文化を日本に伝えた空海「KU-KAI  美しき王妃の謎」が2/24日から公開される予定です。これも見逃せません!


 東京国立博物館から湯島天満宮まで上野辺りを徒歩で散策、満開の梅を見物してきました。日光猿軍団のパフォーマンスで境内は賑やかでした。まさに春近しですね!日々是好日。

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