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「践祚は退位と同日に行うべき」は正論である 

2018年01月30日 外部ブログ記事
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1月29日付神社新報は次のことを報じた。
【注】「歴史仮名遣ひ」で発行する全国たった一つの週刊新聞としても有名です。

『神社新報社が設立した「時の流れ研究会」(会長=高山亨神社新報社社長)は一月二十四日、政府が「天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典準備委員会」を一月九日に設置したことなどを踏まへ、「『天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典準備委員会』設置にあたり要望」を発表した。
「要望」では、御譲位による皇位継承に伴ふ祭典・儀式に関し、「皇室の歴史・伝統・文化に則って可能な限り先例を尊重」することなど、これまでの同会の基本的な主張を五点に亙って改めて提示。具体的な祭典・儀式として、「今上陛下の御即位三十年を祝ふ式典」「皇室又は国家の大事(御譲位)を奉告する祭典」「御譲位の儀」「剣璽等承継の儀(剣璽渡御の儀)」など八項目を挙げて解説してゐる。
 その上で、憲政史上において初めてとなる御譲位に伴ふ皇位継承の祭典・儀式等について、皇室の関連する先例・伝統を尊重しながら憲法と「皇室典範特例法」とを勘案し、「式典準備委員会」において内閣と宮内庁との密接な協議・検討により決定されることを望む内容となってゐる(全文別掲)。』

管理人は、次のことに注目した。
『御譲位の儀と御即位(践祚)の儀は、同日・同じ場所で引き続き行はれ、「剣璽」が承継されることを望む。』

逗子市の「徳冨蘆花記念公園」を見学した折りに葉山町の「葉山御用邸」を見ながら、葉山しおさい博物館を見学したことがある。
「葉山町指定重要文化財」には『大正天皇崩御・昭和天皇皇位継承の地 一色 昭和61.4.29 財務省』となっている。
大正天皇は午前1時25分に逝去され、昭和天皇は東京から3時15分に到着し直ちに「践祚」の儀を執り行ったことが、葉山町教育委員会文化財指定にあたっての「公式文書」にある。

この事をハッキリと記憶していたので「時の流れ研究会」の「退位と即位の同日とする要望」は、至極当然だと考えた。
最近購入した中公新書・工藤隆著「大嘗祭」の294頁「譲位が可能となった新時代」に『 論を大嘗祭に戻せば、二〇一六年七月・八月に、平成期の天皇の「(生前)退位」の問題か浮上した。「退位」のあとには「譲位」が密着している。それは、新天皇の側からいえば「受禅即位」である。すると、前もって退位の日を決め、その日に新天皇への「剣璽等承継の儀」を行ない、日を置いて即位の礼、そしてその先に十一月の大嘗祭が来るというように、日程ををつくることかできるようになる。』傍線は管理人

いずれにせよ憲法1〜8条が定める「象徴天皇制」と「宮中祭祀」を国民が改めて認識してもらう良い機会だと考えている。
「教育勅語」がいうところの「夫婦相和し」は、天皇は権典侍に、一般は妾に男子を産ませることを是認していた時代だったが、現代は「一夫一婦制」なのであるから「男子一系」は土台無理な話である。
「時の流れ研究会」も、素直に「女性天皇」をお認めになったら如何でしょうか。

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