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平成の虚無僧一路の日記

朋有り遠方より来る 

2011年04月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



4/23 今日は遠方から4人の来客。春日井市、東海市、
豊橋、そして広島から。「朋あり 遠方より来る、
また楽しからずや」だ。

「朋」は「志を同じくする友」。それぞれ尺八を持って
みえたのだが、4人とも流派も違えば、吹きたい曲、
志向する目標も違う。それに臨機応変、合わす私。

都山流のK氏は、音色、音量すばらしい。それだけに
お箏の「ひき色」「後押し」「ユリ」「突き」といった
装飾音が 吹き消されてしまう。邦楽は、音と音との間の
音に命がある。それを活かすためには、尺八も引くことが
大切と教える。

N氏は、山川直春の「現代尺八」だから、「装飾音」を
一切そぎ落としたストレートな吹き方だ。楽譜通りで
味気ない。それで 上手に聞かせるには、音質、息づかい、
音量変化など、相当の訓練が必要となる。素人なりに 
上手に聞かせようとするなら、都山や琴古流の「飾り手」も
必要であることを教える。

豊橋からのG氏は、逆に 純粋の「琴古流」で「地唄物」が
好きだ。持参の曲は『けしの花』。「琴古」の手が強調
され過ぎて、うるさくて 曲にならない。「スリ手」などの
装飾部分を いかに抑えて スマートに 吹くかを教える。

最後に、初めてのお客さん。若いのに「海童道(わだづみどう)」
の前衛哲理に心酔している方だ。私の「洋楽スタイル」の
尺八とは対極にいる。が、私も「海童道」は究極の目標だ。
結局、尺八は吹かず、「虚無僧の現代における存在意義」に
ついて、5時間も熱く語り合った。

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