メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

バリー・シール/アメリカをはめた男 

2017年10月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドキュメンタリー

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

今日の映画紹介は上映中の
『バリー・シール/アメリカをはめた男/
American Made』。

1970年代、大手航空会社の天才パイロットとして活躍し、
その後CIAから極秘密輸作戦のパイロットにスカウトされ、
さらに麻薬の密輸で莫大な財産を築いた
実在の人物=バリー・シールの生涯を完全映画化。

”This movie is based on a true story”とは、
思えないストーリーでした。

キャッチコピーは
”嘘みたいなにぶっ飛んだ衝撃の実話”。

バリー・シール(トム・クルーズ)は
TWAでパイロットとして働いていた。
シールは若くして機長に昇進し立場を利用して
密輸で金を稼いでいた。CIAの
モンティ・シェイファー(ドーナル・グリーソン)は
それを知り、勧誘する。
”君ほどのパイロットは、他にすべきことがある
 退屈だろう、政府のために働け”、
”CIAなのか?”と、その操縦の腕前を生かして
CIAの極秘の偵察任務の仕事につかせる。

数年後、シールはパナマの独裁者、
マヌエル・ノリエガと
CIAの仲介人の役割をも務めるようになる。

CIAはシールが麻薬の密輸を知り警告するが無視する。
一方、麻薬取締局(DEA)はシールを
逮捕すべく行動を開始した。

その後、シールはニカラグアの親米反政府組織、
コントラに武器を密輸するCIAの任務も請け負う。
コントラが本気で政府を倒す気がないと確信したシールは、
武器をカルテルに横流ししてさらに儲けていった。

CIAが提供した広大な土地の小さな空港を大きくして、
パイロット5人で密輸集団を作り、金儲けに励む。

シールをコントロール出来なくなったCIAは、
政権の変化もあり、シールを見放して、
地元警察とDEAとFBIとATFが逮捕するのを黙認した。

シールは逮捕されたが、ニカラグアの左翼が麻薬の密輸に
関与している証拠をホワイトハウスが探していることを知り、
証拠の提供と引き換えに、自身を釈放するという取引を
ホワイトハウスに持ち掛ける。
しかし、それはメデジン・カルテルを裏切ることだった…。

本作のトム・クルーズは悪役?を、
嬉々として演じていますね。家族も登場させて、
最初は妻のルーシー(サラ・ライト)にも
内緒で、後半は国の為にと大見得をきり、金儲けに精を出し。
”家が札束だらけで邪魔よ、片づけて”、
”後でな”のシーンは笑えましたね。

金の置き場所に悩む、シールを見て思いましたね。
金は物に変えて、役に立つものだと、
しかし、金がない人には関係がないことでした。

ラストシーンを見て、映画のサブタイトルは
「アメリカをはめた男」ではなく、
「CIAにはめられた男」の方がとの印象でした。

それは無いだろうと思うところも有りましたが、
トムの活躍とテンポの良さで、目立たなかったです。

監督は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」に続き、
クルーズとタッグを組むダグ・リーマン。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ