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平成の虚無僧一路の日記

情けが仇「デルス・ウザーラ」 

2017年10月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



突然、黒澤明監督、日露合作映画「デルス・ウザーラ」を思いだした。シベリアはツンドラの大地、その地図を作る任務のロシアの将校と、現地案内役の“またぎ”との友情を描いたもの?だ。正直退屈する映画だった。最後は、狩猟生活の“またぎ”が都会に出て、将校の家に定住することになるが、どうも肌に合わない。再び「森に帰りたい」というので、将校は最新式の銃をプレゼントする。そして別れたが、まもなく、彼の死体が発見される。最新式の銃を持っていたばっかりに、襲われて銃を奪われたのだ。「彼にとって、もっとも恐ろしかったのは、シベリアの虎ではなく、人間だった」というコメントで終わる。情けが仇になった例だ。後味の悪い映画だった。

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